しかし、媒体の局アナウンサーのOJT(チャレンジって…)とシーズン3のレンタル開始日のアナウンスを同系列にして紹介する日が来るとは…
Are we having fun yet?
個人的にはプリズン・ブレイクは吹き替えでは見ませんので、誰が吹き返しようが私にはどうでもいい事です。
が、女優であろうが、タレントであろうが声優以外の俳優・女優が、時々TVで放送される洋画・海外ドラマなどで吹き替え担当して、作品をぶち壊しているのを見ると、毎回本気でムカついているので、このニュースにはちょっとがっかりせざるを得ませんでした。
というのも、アメリカなどでは声優業があまりポピュラーなビジネスでない為、スキルのある声優が不足している事、なおかつ俳優・女優にしても大学や専門的な演技指導を受け、基礎(土台)が非常にしっかりしている事、そしてほとんどオーディションを行う事から、アニメや吹き替えなどしてもかなり演技に入っていることから話題性もありますが、違和感はありません。
が、日本はよきにしろ、悪気にしろ声優ヲタがいるほど、声優ビジネスに関してはきちんとした教育機関もあり、声優が育つ土壌があります。しかも、俳優・女優にしても失礼ながら演技の基礎を学んだわけでもなく、実力ではなく事務所のコネ、会社のコネで役を獲得した、というケースの方が普通というのが現状ではないでしょうか?
こうした現実から、洋画・海外ドラマの吹き替えでは、スキルのある声優がいるにも関わらず、一人の俳優・女優が入ってしまっている事から、物語に集中できないほど、雰囲気をぶち壊している状況をたくさん生み出してしまっています。
私だけでなく、アメリカと同じく俳優・女優が話題性だけで声優を担当するマーケティングは、日本市場では逆効果であると思っていた人もたくさんいるのではないでしょうか?
私はプリズン・ブレイクのティーバッグ役の声優さんも、ロバート・ネッパーが演じているティーバッグとイメージがかなり違うので、実は好きではありません。が、あの吹き替えでプリズン・ブレイクのファンをかなり増やしましたし、すごい事だと思わざるを得なかったのも事実です。
つまり、私はプリズン・ブレイクが指示されていた理由の一つには、プリズン・ブレイクには話題性だけのタレント・俳優を排除してきた、声優さんだけで真摯に吹き替えを行ってきた事もヒットした要因の一つだと考えていました。
個人的な日ごろのムカつきから、話は大きくそれましたが、何がいいたいかと言うと、話題性だけで作品に変な声優を入れられると、本気で見る気なくすから、それだけは辞めて欲しい…と思った、という事です。
Copyright (c) 2006-2007 猫とプリズンブレイク
・リンクフリーです。連絡なしで構いませんので、ご自由にリンク、トラックバックをお張り下さい。TBはこちらからもお返しできるので、大歓迎です。
*ただし、 ・当ブログと全く関係のない記事 ・TBを拒否設定しているブログ(やむを得ないと解るブログは構いません) ・ニュースサイトを含め、転載記事で構成したブログ に関しては、すべてスパムとみなし削除致しますのでご了承下さい。
*当ブログの文章は(引用以外は)100%オリジナルで作成しております。
リンクを貼って頂いた上で、ブログ名がわかるようにして頂いている「引用」は全く構いませんが、「転載」は一切許可しておりませんので、コピー記事を発見した時はこちらにあるように、コメント欄からご連絡下さい。