それで、プリズン・ブレイクの製作総指揮のポール・シェアリングが昨年末、DVD(BOX2)の発売前に来日した時いくつかのインタビューを受けていてシーズン3についてのコメントをしていた事を思い出しました。(大事な事でしたが?真剣に忘れてました)
Movie Walkerでは
プリズン・ブレイクのアイデアについて
・共同プロデューサーのフランセット・ケリー(Francette kelly)が「自分から刑務所に入って脱獄する話はどう?」と持ちかけた事からアイデアを膨らませた。(その後彼女は産休に入った為、それ以後は一人で)
プリズン・ブレイクの最終話について
・プリズン・ブレイクの結末は1話を書く前から決めている
マイケルのタトゥーについて
・脱獄の為だけに無意味にタトゥーを入れたのではなく、脱獄後に送る人生の事を考えて設定している
シーズン2について
・脱獄ものは脱獄したら終わりではない、逃げても外の世界の方が敵が多く、メイン・キャラクターたちも殺される。そこで、リンカーン達がどうやって陰謀を暴くかをドラマにして話が展開する。
シーズン3について
・世界40カ国で放送されている為、打ち切りの可能性は低くシーズン3を製作して欲しいという話もあるが、結末が出来上がっている話を無理に伸ばす気はない。今の話とは違った、より面白いシーズン3をどうやって製作するかスタッフと話している。
ポール・シェアリングの今後の仕事状況
・「Yacatan」(2007・監督)、「Mexicali」(2008・脚本)。「es[エス]のリメイク」(監督・脚本)
so-net(映画)のCineSmart(10/17)、Pause(パウゼ)にも同じ内容のインタビューがあるので(合同インタビューとタイトルに書いてある通り)、合同インタビューで解かった事だと思います。こちらも合同インタビューで解かった事だと思いますが、
エイガ・ドット・コムでは、
脱獄のドラマを作る事について
・FOXは無実の人間を救うドラマならいいとあっさりOKを出したこと
シーズン3について
シーズン2で一度ストーリーを終わらせて、シーズン3をやるとしたらまったく新しい物語で一からやり直したい
シネマブログでは
脚本ついて
・7人の脚本家でストーリーを作成。(そのうち7話を担当したが、製作総指揮なので、脚本の手直もしたから、18話程度には関与した)
作品の長さについて
・FOXは10話程度でスティーブン・スピルバーグ
囚人への取材方法について
・本も読んだが、Prison Talkというサイトを参考にした。(たぶんこのサイトかと?)
他には、トリックの方法やマイケル役のウェントワース・ミラーの携帯電話に直接囚人から電話がある(どうやって調べたのか想像しただけでやばい感じがするのですが…)、刑務所内で放送されているプリズン・ブレイクを囚人たちは静かに見てる(しゃべるとうるさくなるので喧嘩になるから)とか面白い?内容がたくさんありました。
という事で、サラ・ウェイン・キャリーズにはシーズン3の後半からでも、と適当な事を言いましたが、ポール・シェアリング的にはシーズン3があったとしても、キャスト全員変えて別の物語になりそうな雰囲気をかもし出していた事を思い出しました。
つまり、現キャストのストーリーはシーズン2で終了する予定で物語を組み立てていると言う事です。
ただ、FOX側は現キャストで大きな収益(広告費、DVD・グッズ販売、各国への放送権など)が見込めると踏んでいるのであれば、現キャストでシーズン3を継続したいと思うのですが、現実としてはポール・シェアリングとFOXとはシーズン3についての契約は行われていません。(契約更改は2007年4月)
そんな中で、FOX側が勝手にシーズン3のアナウンスをしてしまうと、ポール・シェアリングの気分を害して、映画の仕事にシフトされる可能性や、契約更改の時にもめる可能性もありますし、そして何よりシーズン2の後半の視聴率が数値として出ていない状況では、シーズン3について語るのは時期尚早という事になるのだと思います。
見ている側としてはやきもきするかと思いますが、契約すら行われていない状況で勝手にどうこう言うのも時間の無駄なので、3月〜4月に動きがあるまでは、これまでのプリズン・ブレイクのストーリーでのんきに楽しむのがベストなのではないでしょうか。
*関連
・ポールシェアリングとプリズン・ブレイクシーズン3
・プリズン・ブレイクの製作総指揮ポール・シェアリングのインタビュー
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