Top シーズン2>ストーリー 1-13話3話「走査:Scan」
2006年09月05日

botan04.gif3話「走査:Scan」

1.
(郊外:橋の下)

・一台の車が炎上し、消火した後横転して橋の下に転がっている。その脇をFBIのマホーン捜査官達、消防隊達が周りを取り囲む。ある男がマホーン捜査官に向かい、「死ぬ気で脱獄したのに、こんな形で死ぬとは悲しい話だ」と話しかける。

―12時間前―
2.
(FBI:シカゴ支局の一室)
・マホーン捜査官の下に、部下がやって来てリンカーンらしき人物は病院や個人病院にも現れていない、と報告する。他の6人の事を聞き、手がかりがないと知ると、マホーン捜査官は人間というものは極限の状況に置かれ誰も信用できなくなり、72時間以内におのずと失敗をするものだと言う。
(シカゴ市内のあるアパートの1室)
・足を打たれたリンカーンを連れて、マイケルはあるアパートの一室をノックする。ドアが開くと、中からマイケルの(書類上の)妻ニーカがいた。ニーカが驚くと、マイケルはニーカに唐辛子と、消毒、酒、何でもいいから痛み止め、タオルが必要だと言う。ニーカが驚きながらそれらを用意すると、マイケルは止血の為に、リンカーンの銃創に消毒をした後、その上から唐辛子をかける。リンカーンは痛み止めと酒を飲む。ニーカはグリーンカード取得の為に、確かにマイケルに感謝しているが警察もここに調査に来たし巻き込まれたくない、と話す。マイケルはニーカに自分達の取り決めになかった事だと謝った後、店舗の前に放置しておいた車がこれからの計画にどうしても必要だと話し、リンカーンをニーカの部屋に残し外に出る。
プリズン・ブレイク リンク プリズン・ブレイク ニカ
・しかし、マイケルが車を放置していた駐車スペースに戻ってみると、車のガラスの破片が残っているだけで、車はどこにも見当たらなかった。

3.
(FBI:シカゴ支局の一室)

・マホーン捜査官の下に部下がやって来て浮浪者が盗難品であると思われるリュックを所持していたといいリュックをマホーン捜査官に渡す。中を空けてみると、携帯電話が2台、マイケルとリンカーンの写真の入った偽名のパスポートなどを発見する。
(コンビニより少し大きい程度の店舗)
ベリック元刑務官が店舗の空けアルコールのパックを1つつかみ、レジ横のジャーキーを物色していた。テリヤキ味のジャーキーが欲しいと店員に言い、レジにいた店員が裏の倉庫へ在庫を確認に行くと、警備員の男が店頭にやってくる。ベリックがその警備員の顔を見ると、それはベリックがフォックス・リバー刑務所内でアブルッチから賄賂をもらいPIの権利を売っていた、と査問委員会で証言したゲアリー元刑務官で、ベリックはその場でゲアリーを殴り、店内で二人は店内の商品をなぎ倒しながらもみあう。
・店舗の外に出たベリックとゲアリーはののしりあいながら、車のボンネットに腰掛け二人でビールを飲む。そして、話は脱獄した囚人と、彼らにかけられた懸賞金(一人10万ドル/1200万円、リンカーンのみ30万ドル/3600万円)の話になり、ベリックとゲアリーの二人で協力する話になる。
プリズン・ブレイク ベリック プリズン・ブレイク ゲアリー
(レッカーされた車が集められた保管場) 
・マイケルは保管場に入り、受付にいた男にグレーのアコードだと車種がレッカーされていなかったかを聞く。(その間FBIシカゴ支部/マホーン捜査官はリュックを所持していた浮浪者に車の窓ガラスを割り、リュックを盗んだ事を聞く。そして盗んだ車の車種が輪からない為、車が止めてあった場所を聞き車がその後、すぐにレッカーされたことを聞く。)
・マイケルの車はこの保管庫にある事がわかり、84ドル(約1万円)の罰金を払うと受付の男は車を取ってくるといい駐車場へと消える。
(オハイオ州:ディファイアンス)
・ある店舗の前の公衆電話からスークレはNYのベッドフォード ・ スタイヴェサントにいるピーティに電話する。ピーティは巻き込まれたくない、と驚くがスークレはマリークルースの為にいても立ってもいられず脱獄したとすごむ。するとピーティは、マリークルースは土曜にヘクターと結婚すると聞かされる。驚いたスークレは今日の曜日を確かめ(木曜)、目の前に止めてあった車を見つめる。そして、ピーティに今夜マリークルースを連れ出せ、といい一方的に電話を切る。電話を切った後、スークレは目の前にあった無人の車を奪い逃走する。

4.
(レッカーされた車が集められた保管場)
・マイケルは自分の車が運ばれてくるのを見て、窓ガラスが割れリュックもなくなっている事に気付く。受付の男に聞くが、ここに運ばれた時にはすでになかったと言い立ち去られる。
(ある病院の1室)
サラは退院になり、看護師に腕のタグを切ってもらう。サラはタクシーを呼んでもらおうとすると、後ろのドアから女性を含む市警達がやってきてサラは権利を読み上げられた後、手錠をかけられ市警に連行される。その一部始終をシークレット・サービスのケラーマン捜査官が見ており、大統領に携帯電話で話しそのまま監視を続ける事を報告する。

5.
(レッカーされた車が集められた保管場)
・マイケルは納得できず受付におり、受付の男と話していると、そこに電話がかかってくる。受付の男はマイケルに失礼と声をかけ電話にでると、電話の相手はFBIのマホーン捜査官で車のガラス部分が割られた車を引き取りに男が来るかもしれないから、と警告する。すると、受付の方はマイケルを人目見た後、マホーン捜査官に今自分の目の前にいる事を告げる。すると、マホーン捜査官は部下にすぐ向かうように話し、受付の男にできるだけ引き止めるように指示する。しかし、受付の男が後ろを振り向くとマイケルは車のキーを奪い逃走していた。
プリズン・ブレイク ウェントワースミラー プリズン・ブレイク オスカー シャールズ
・受付の男からマイケルが逃走した事を聞くと、マホーン捜査官は部下に到着までの時間を聞くが6〜7分かかると聞くと、机の上においてあった書類を床に撒き散らす。マホーンは、撒き散らされたファイルの中にある写真が付いた男「オスカー・シャールズ」と名前が入った資料を見つめる。すると、別の部下(女性の)ラング捜査官がやって来て、Cノートがダウンタウンの公衆電話からかけた電話を盗聴していると報告するので、マホーン捜査官は盗聴をモニターしている部屋に向かう。
(イリノイ州:シカゴ)
・公衆電話からCノートは自宅にいた妻ケーシーに電話をかける。ケーシーは軍を除隊していた事を責めるがCノートはすべてを説明したいから話を聞いてくれ、これから金を手に入れるから家族3人で幸せに暮らそうと話す。そして、ケーシーに誰か尋ねてきたか聞くとケーシーはNoと答えたので、Cノートはレインボー・ルームで会おう(FBIのラング捜査官はこの会話を聞きながらNYのレストランの事だとマホーンに話す)、今日から1週間はそこにいると言うが、泣きながらどうするかわからないという妻ケーシーにできる限りの事をいい電話を切る。
(FBI:シカゴ支局の一室)
・Cノートと妻ケーシーの電話を盗聴していたラング捜査官はマホーン捜査官にマンハッタン支局の人間に協力を依頼し、Cノートの写真を従業員に渡す事を報告する。するとマホーン捜査官はCノートの妻ケーシーに会いに行き、女同士として話し合いフォックス・リバー刑務所に一度も面会に行かなかった理由を聞き出せと指示する。その後マホーン捜査官は別の捜査官にマイケルが所持している車のナンバーを調べるように指示する。

6.
(ニーカのアパートの近くの駐車場)
・マイケルはニーカとリンカーンがこちらに歩いてくる中、車を止め周囲を伺いながら車のナンバーを変える。その後、ニーカに謝ると車を出す。
(フォックス・リバー刑務所内)
・ベリック元刑務官はゲアリー元刑務官と共に、刑務官が誰かにばれても自分は関係ないと言われた後、ゲアリーを外に見張りに立たせ面会室?に入る。入るとそこには、スークレのいとこで、ケーブルが切れ脱獄に失敗したマンチェが座っていた。ベリックは何も知らないと言ったマンチェをおどし何かを聞いた後、部屋を後にする。
プリズン・ブレイク
(FBI:シカゴ支局)
・スークレがある男の車をオハイオ州のディファイアンスで車を奪って逃走したという電話を受ける。
(市警の一室)
・サラが一人机に顔を押し付けていると、サラの父親でイリノイ州知事が部屋に入ってきて、保釈金を支払ったと話す。サラは父親に対し、地獄に落ちれば?本当の話を聞く?と悪態をつく。父親はそんなサラを相手にせず、サラに麻薬依存から立ち直る会に通う事、自分が無罪であると裁判で主張しろ、DOCに電話してフォックス・リバー刑務所の現状(マイケルがポープ所長から特別扱いを受けていた事を証言し、マイケルに鍵を渡した疑惑を払拭しろ)と言う。しかし、サラは父親に自分がやったと話すが父親は自分の為に、言われた通りにしろ、と話し1週間後にレイノルズ大統領から副大統領に指名される事になるという事を話し部屋を後にする。
プリズン・ブレイク サラ プリズン・ブレイク サラ

7.
(ある道路を走っている車内)
・マイケルが運転する中、リンカーンが音楽をつけようとしてラジオを触ろうとするが、マイケルがさわるな、といい雑談を始める。するとマイケルはLJを助ける為に裁判所で出会った男が自分達のすべて、これからの行動をみすかしているようだったと話す。その後、リンカーンに電話しろと言われ、携帯電話からどこかへ電話する。相手は留守電話でマイケルは「リンカーンと一緒だ。何かあれば電話をかけ直して欲しい、番号は917454…」とメッセージを残す。
(FBI:シカゴ支局)
・マホーンの部下がマイケルの所持している電話の一つにマイケルが仲間に向けて留守電を残した、という報告をする。そして、マイケルがかけて来た電話が携帯電話である事から居場所がわかると話す。
(ペンシルバニア州:ある道路)
・スークレが車を走らせていると、茂みに隠れていた白バイが草陰から出てくる。スークレの車を止め、免許書と車検証を出すように言う。しかし、スークレは何とか言い逃れようとするが期限切れのものがある為、警察官は無線で確認するといいスークレを待たせ、白バイの方に歩く。スークレはルームミラーでその姿を追う。

8.
(シカゴ市内:ある小学校)
・C−ノートは柵に囲まれる中で絵をキャンバスに描いていた娘ディ・ディ(Dede)をそっと呼ぶ。娘はパパと喜び、Cノートに言われるように地面に父親の絵を描く。柵越しにその横でCノートはあえてうれしいと言い、パパが置かれている状況の事を知っている?と聞く。娘ディ・ディは学校で別の子達にはパパが悪い事をしたからTVに出ていると言われているけど、パパと会えないのなら私には関係がないと言い切る。それを聞いたCノートは笑い、ママに「電話した事にOKなら今夜7時に玄関の外灯をつけて欲しい」という伝言を託す。先生に呼ばれた娘は、パパの事が大好きと言ってその場を離れ、Cノートも涙ぐみならパパも大好きだよと言う。
プリズン・ブレイク シーノート プリズン・ブレイク シーノート
(イリノイ州:38号線)
・マイケルが運転する車は、リンカーンの合図を受け38号線にでる。自分の右手首のバーコード上のタトゥーを見たマイケルは、車の走行距離を測るメーターをリセットする。
プリズン・ブレイク ウェントワースミラー
(イリノイ州:38号線に向かう道路)
・マイケルの携帯電話をモニターしながらFBI捜査官達は車でマイケル達を追跡する。その車の助手席に座っているマホーン捜査官が電話にでると、ペンシルバニアのラトローブでスークレを足止めしていることを知り、生きて確保するように支局に手配するように指示する。
(ペンシルバニア:ラトローブの路上)
・車内のルームミラーで、後ろにいる白バイの警官を見ていると、先に見える線路の遮断機の音がおり、列車がやってくる。列車がゆっくりと走行していると、無線で連絡していた白バイの警官がスークレ本人で間違いないといい、無線を切った後銃を抜きゆっくりとスークレの乗っている車に近づき車外に腕を出すよう警告する。警官が車に近づくとスークレは車内におらず、枯れ果てた広大なとうもろこし?の畑をかき分けながら逃走していた。

9.
(イリノイ州:38号線)
・マイケルは車を走らせながらタトゥーの12と言う文字を見た後、走行距離メーターが12マイル直前を指した地点(橋の上)で急ブレーキを踏み、リンカーンと共に車外に出る。そして、橋の下の川を見つつ、橋のある部分のボルトを緩め始める。そして、車をリンカーンと共に押して移動させ、トランクからビニール袋(血だらけで人体?を切断したもの?)をいくつか出す。(FBIのマホーン捜査官達はマイケル達が一時停止した事を確認すると、非常用のサイレンを鳴らしながら進む)
・マイケルとリンカーンはその袋を助手席と運転席に置き、棒でアクセルを押すように固定し、ラジオのスイッチを入れる。FM88.1を指している。マイケルはリンカーンに基地局を探すスキャンを始め、FM103.7まで来るには30秒しかないと話すと、リンカーンはそれで爆発するといいお互い確認を取るように話す。そしてマイケルはFMのスキャンのボタンを押し、サイドブレーキを解除すると車は橋の下に転落した。
プリズンブレイク プリズン・ブレイク
・マイケルとリンカーンは橋を走って離れるが、FMから聞こえてくる曲が変わらない、スキャンが機能していない事に気付く。しかし、そこに、非常サイレンを鳴らしながら1台の黒のSUVの車が猛スピードでやってくる事にも気付く。
・マイケルは自分達が死んだと見せかける為にも車は絶対に爆発させなくてはならない、もう一度セットしなくてはならないというと、リンカーンは自分がやるといって転落した車に近づく。リンカーンが近づくと、FM102.1を指しており、爆発するFM103.7との間には1局を挟む程度の時間しかない事がわかる。リンカーンは非常サイレンが鳴る中、スキャンボタンを押す。(FBIのマホーン捜査官達は後少しの所まで迫っていたが、突然道路の先の方で何かが爆発する。)

(NY:ベッドフォード ・ スタイヴェサント)
・ピーティのアパートを誰かがノックする音が聞こえる。ピーティがドアを開けるとスークレが入ってきて、マリークルースの事を聞くがピーティは電話で言いたかったのだが、と前置きし、マリークルースの結婚式は「ラスヴェガス」だと言いマリークルースはもう飛行機で飛び立ったと言う。途方にくれそうになったスークレだが、壁にかかっているキーとジャケット、帽子を取ると、ピーティが大切にしている1952年製の傷一つないというバイクにまたがりバイクを出発させた。
プリズン・ブレイク スクレ プリズン・ブレイク スクレ
10.
(シカゴ:ある部屋の1室)
・麻薬依存から立ち直る会に出席しているサラは、カウンセラー、他のメンバー達と縁になって座り自分の名前と自己紹介をする。サラへの拍手が終わった後、シークレット・サービスのケラーマン捜査官がサラの次に「名前はランスだ。自分も中毒者だった」と話す。
プリズン・ブレイク ケラーマン
(イリノイ州:38号線)
・1.の場面に戻り、炎上した車のそばに立っていたFBIのマホーン捜査官は、話を聞かれると突然「シャールズだ」と言い立ち去る。聞いた男は意味が解からないでいたが、マホーン捜査官の部下は「マホーンが“オスカー・シャールズ”という男を追跡していた」事を説明する。全員から離れたマホーン捜査官は、自分のペンの芯部分を開け中に入っていた何かを周囲を見渡しつつ飲み込む
・車が炎上し、人が集まっている光景を見ながらマイケルとリンカーンは小高い丘の上へ上っていた。車から出る証拠品から自分達でないとばれると言うリンカーンだが、それでも時間は稼げるとマイケルは返事をする。

11.
(シカゴ:Cノート自宅)
・Cノートは自宅付近に潜み、自分の自宅方向を見つめていた。Cノートの妻ケーシーは眠っている娘を見つめながら時計を見る。(7:03を指している)Cノートは玄関の外灯がついた事を確認し、その場を立ち去る。
・Cノートの妻ケーシーがリビングに戻るとFBIのラング捜査官が待っており、Cノートについて(ケーシーが)話したいと言っていた事について聞く。
プリズンブレイク プリズン・ブレイク
(小高い丘の上)
・リンカーンとマイケルが待っていると、ニーカが現れマイケルに車のキーを渡す。マイケルは、メキシコに付いたら1万ドル(約120万円)+αを渡すといい、ニーカに礼を言う。
(その様子を離れた場所からベリック元刑務官とゲアリー元捜査官が乗った車から見ており、ニーカを張っているとマイケル達にたどり着けると思っていたといい車を発進させる。)
プリズン・ブレイク ニカ プリズン・ブレイク ゲアリー

*関連 
・シーズン2-3話でのスークレの移動
タトゥー「38 12 1037」

シーズン2-4話








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