(インディアナ州;エバンスビル)
・駅に1台の列車が止まり、サラが降りてきて周囲を見渡す。マイケルとリンカーンは降りてくるサラの方を見つめている。

ケラーマンが電話に出ると相手はレイノルズ大統領でケラーマンがいる場所を聞き、今夜シカゴでスピーチがあると話し、マイケルとリンカーンと引き換えに元のポジションに戻すと話す。
・サラはリンカーンとも挨拶を交わしサラからどこの鍵か解らないけど、鍵を持っていると話し紐を通して首からかけた鍵をマイケル達に見せると、マイケルからケラーマンと一緒にいる事を聞く。サラは驚いてケラーマンの方を見つめた。
(カンザス州:ネスシティ)
・ティーバッグはスーザン・ホランダーをベッドに固定したそばで目覚める。その後、スーザンに朝食にしようと話すがスーザンはティーバッグに子供の学校があるし、今日はある女性パティが訪ねて来る、連絡しようがないからキャンセルもできない、こんな生活は続けられないと話す。しかし、ティーバッグはスーザンを笑い飛ばし、銃とナイフを持ち子供たちを起こす。
2.
(インディアナ州;エバンスビル)
・ケラーマンの方へマイケル達がサラを連れて歩いてくる。ケラーマンはサラに声をかけて昔の事だ、と話しかけていたが、ケラーマンは建物の影に来たリンカーンとマイケルに壁に押し付けられて、サラを殺しかけたことを責められるがケラーマンは怖がらせただけだといって、弁解する。
サラは、相手にしないで、この鍵がどこの鍵かを探そうとマイケルに話すと、ケラーマンはサラが持っている鍵はシカゴにある会員制のシガー・クラブの鍵だと指摘する。
(ウィスコンシン州:アルゴマ)
・ヘイワイヤーは一人で悪いことをしちゃったから急がなきゃ、と犬のラリーに話しかけながら、いかだの準備をしていた。
(イリノイ州;FBIシカゴ支局)
・マホーン捜査官は、部下に地図を見ながらガソリンスタンドにマイケル達の写真をばら撒くように指示していた。すると、部下のウィーラー捜査官が入ってきて、脱獄犯の一人ヘイワイヤーがシカゴから4時間の距離に位置するウィスコンシン州のアルゴマで人を殺した事を報告する。マホーンは地元警察に連絡して何とかしろと、ウィーラーに指示する。
ウィーラーはあなたでなく本部の指示に従うといい、きびすを返すと、マホーンの携帯が鳴り、電話に出ると相手はキムだった。キムはマホーンにヘイワーヤーもマイケルと一緒に脱獄した際、何かを知った恐れがある事から始末しろと、反対するマホーンに有無を言わさない状況で電話を切る。
3.
(インディアナ州;エバンスビル)
・ケラーマンは駅の係員のそばにマイケルと共に歩いて行き、シークレットサービスの身分証を見せる。

その時、サラは不安な表情で駅のベンチに座っていると、リンカーンに大丈夫?と話しかけられる。リンカーンはこんな事に巻き込んで申し訳ない、ケラーマンはそのうち見捨てるからといいサラに協力してくれてありがとうと話すと、サラは少し緊張をほぐした表情を浮かべた。

・ケラーマンは係員に無人の車両を1台あてがわれた後、係員にこの車両に誰も入れるなといった後、リンカーンとサラに合図を送り二人を列車内に呼び込む。
マイケルは車両の窓際に座ると、サラはかなり落ち着かない表情でマイケルと向き合う通路側の座席に座る。ケラーマンはサラの顔が見える少し離れた通路側の座席に腰を下ろし、リンカーンはマイケルの表情が見える窓際に座る。
4.
(イリノイ州:フォックス・リバー刑務所)
・FBIのマホーン捜査官は元刑務長の囚人ベリックの元に面会に現れる。ベリックはマホーンに独房に移れなかった事を責めるが、マホーンは新しい所長がね、といい椅子に腰掛ける。
そして、ベリックがマイケルの妻ニカを元にマイケルを見つけたこと、スーザン・ホランダーを通じてティーバッグの居場所を突きとめた事を聞く。そして、信用できる部下が欲しいといい、ベリックの罪を何とかする替わりに脱獄犯を見つけて欲しい、ただし、非公式な形になるが、と打診するとベリックはにやりと笑う。
(カンザス州:ネスシティ)
・ティーバッグはスーザン、スーザンの子供たち、家に訪ねてきた女性パティをキッチンのテーブルの椅子に座らせ、パティと料理の話をしていた。パティはティーバッグの話に笑っていたが、子供たち、スーザンはぎこちない。
(インディアナ州;エバンスビルからの列車の中)
・列車が動き出し、リンカーンが目を閉じている中でサラはケラーマンに殺されかかった事、自分に近づいてきた事を考えていた。そして、リンカーンが寝ているのを確かめ、マイケルにトイレの場所をチェックして欲しい、といいマイケルがその場を去ると、サラはケラーマンの方へ歩き出す。

ケラーマンはサラに謝るがサラはケラーマンの脇を通りすぎて通路を歩いていく。そして、後ろを振り向くと、サラは紐を取り出しケラーマンの首にケラーマンを後ろから襲う。不意打ちを疲れたケラーマンは何とかしようとするが、サラに手が届かず、もがく。
すると、リンカーンとマイケルが気付きサラをとめる。ケラーマンは逆上してサラを襲おうとするが、リンカーンが止めると、ケラーマンはサラに警告して席につく。
5.
(イリノイ州:フォックス・リバー刑務所)
・フォックス・リバー刑務所から出てきたベリックは外に出てくると、すぐそばに止めてある車に近づくと、タイヤの上に置かれていた車の鍵を拾い運転席に乗り込む。車の助手席にはFBIのバッジと置かれてあったファイル、銃を見つけると車を出す。

・食事が終わったパティをスーザンと、ティーバッグが見送り玄関のドアを閉めると、ティーバッグはため息を突き、荷物をまとめろ、移動するといい、スーザン、スーザンの子供達を車に乗せてうれしそうな表情をしながらどこかへと車を走らせる。

・シーノートは娘ディディをつれて、ダイナー(お食事所)のカウンターに座っていた。
食事をしないディディにシーノートは食べるように話しかけるがディディは気分が悪いと話すと、ディディをトイレに連れて行き、ディディを抱きかかえてお会計をしようとすると、外から拳銃を手にした強盗が入って来た。
(インディアナ州;エバンスビルからの列車の中)
・マイケルはトイレに閉じこもったサラにドアの外から声をかけるが、サラは一人でいたいというと、マイケルはリンカーンの待つ座席に戻る。リンカーンとマイケルがシガー・クラブに証拠がなければどうなる?という話をしている間、ケラーマンは座席を離れ、レイノルズ大統領に携帯電話から電話をかけていた。
ケラーマンはシカゴ行きの列車の中にいるといい、今後の事を話し合おうというと電話を切る。
6.
(ミネソタ州:ベンソン)
・ダイナーに強盗に入った男は、銃を持ち、もう一方の手でビニール袋を持ち客や店員から金を集めていた。シーノートにも金を出せと脅すが、シーノートはそれしかない、それに娘が病気だ、というと、店員の女性に銃を向けた。すると、客の一人が強盗に後ろから襲いかかるが、強盗の男に殴られる。
シーノートは興奮する強盗に落ち着けといい、店員に店の閉店のサインを出し、鍵をしめさせ、ディディの事を店員に頼み、客と店員を壁側に集める。
(インディアナ州;エバンスビルからの列車の中)
・マイケルは再び、トイレに閉じこもるサラを尋ねる。

マイケルはサラの横にすわる。サラは、囚人とは恋をしないと決めていたのにと話すと、マイケルはサラのあごを支えサラにキスをする。

・リンカーンが列車の屋根を登り、運転席に侵入すると、マイケルとケラーマンも運転席に入ってくる。そして、リンカーン達は運転士に銃を突きつけると、減速しないでそのまま突っ切れというと、列車はパトカーを弾き飛ばして進行する。
(ウィスコンシン州:アルゴマ)
・ベリックは車の中で、自分の身分と名前を名乗る練習をした後、サーシャ(ヘイワイヤーがいかだを見せた少女)の家に訪れ、身分と名前を名乗る。

サーシャはもう警察に話した、というが、ベリックはホームレスがやったというサーシャの調書を話し、嘘をついているというが、サーシャは自分が頼んだわけでもないし義理の父親が死んで悲しいが、ホームレスの事は知らない、と話すが、ベリックはサーシャを脅した。
・ベリックは、サーシャの家を出てマホーンに電話し、ヘイワイヤーの居場所がわかった事を告げると、マホーンは一人でFBIのシカゴ支局の部屋を後にする。
7.
(インディアナ州;エバンスビルからの列車の中)
・マイケル達は運転席を占拠したまま、次の駅で警官が待ち構えているはずだ、列車から飛び降りるか?と話していた。
(ミネソタ州:ベンソン)
・シーノートは強盗の男の替わりに、客の間を回り悪いといいながら金を袋に入れてもらっていた。

しかし、シーノートは自分は脱獄犯だから、警察が来たら困る、警察に通報する事は絶対にないから警察が到着する前に、病院にいく為、病気の娘と自分を逃がして欲しいというと、強盗の男はわかったという。

それを見咎めたシーノートはディディを入り口に残し、強盗の男に約束と違うと近づく。
強盗の男はシーノートに襲いかかろうとするが、シーノートは強盗の男を殴り、強盗の男の手首を強打すると、そこにパトカーがやってきた。

その頃、ディディを抱きかかえたシーノートは店員の女性に先導されて、建物の裏口から逃げていた。シーノートは店員の女性に礼を言うと、走り去った。
(ウィスコンシン州:アルゴマ)
・ヘイワイヤーは荷造りをしていたが、突然自分の名前を呼ばれる。驚いて顔を上げると、そこにはベリックがいた。ヘイワイヤーは犬のラリーに走れ、というとどこかへ走り出した。犬のラリーがほえ続ける中、ベリックはヘイワイヤーの後を追いかける。
8.
(インディアナ州;エバンスビルからの列車の中)
・列車の運転士の無線に人が飛び降りた、男3人と女1人の合計4人だという連絡が入る。運転士は列車の窓から後ろを振り返ると、さっきまで運転席にいたリンカーンと同じ服装の男達が見えた。運転士は急いで無線を取り上げ、警察無線?に現在地を報告する。
・ヘリコプターが上空を舞い、たくさんの警官たち、警察犬が追跡する中、4人は森の奥へと付き進む。警官たちが4人を追い詰め、こちらを振り向かせると、運転席に4人が飛び降りた、という連絡を入れてきた列車の従業員達だった。従業員はマイケル達におどされて、連絡をさせられ、列車から突き落とされたこと、そして振り返れば撃つと脅されたと話す。
・その頃、マイケル達は、警官が列車に入る前に、他の客達を一緒に次の駅で降りていた。
(ウィスコンシン州:アルゴマ)
・ヘイワイヤーはベリックに追われ、何かの工場に追い詰められていた。ヘイワイヤーが工場の装置に設置してあるはしごを上り、装置の一番高い場所に孤立していた。
ベリックはマホーンに追い詰めたことを連絡する。


(インディアナ州;ある駅)
・マイケル達が車をさがしている中、ケラーマンの携帯電話が鳴る。ケラーマンは電話の相手のレイノルズ大統領に列車の事を通報したかと聞くが、否定される。
ケラーマンはマイケルとリンカーンの事を聞かれる間、キムの事を思い出し、自分の35歳の誕生日にどこのレストランにいたかを逆に質問する。馬鹿な質問をするなら切る、と言われるが、ケラーマンはキムによろしくといい電話を切る。(ケラーマンの電話の相手はレイノルズ大統領に似た話し方、声を持つ女性で、その後ろでその話を聞いたキムは頭を抱える。)
9.
(ウィスコンシン州:アルゴマ)
・FBIのマホーンが工場に着くと、ヘイワイヤーを見上げてたくさんの人が周囲に集まっていた。

すると、パトカーも集まってきた為、マホーンはFBIの身分証を出し、ヘイワイヤーのいる所まで上る為に、はしごの途中でペンから薬を取り出し、飲み込んだ後、はしごを上り、ヘイワイヤーと対面する。
・マホーンと体面したヘイワイヤーはマホーンに刑務所に戻りたくない、オランダに行きたいと老女の家から盗んだ絵を見せて話す。マホーンはヘイワイヤーにやさしく、刑務所に行かなくていい、けどオランダにはいけないと放すと、ヘイワイヤーはどこかに行きたいと取り乱すすと、マホーンはやさしく道はあると話す。
(イリノイ州:シカゴ)
・会員制のシガー・クラブに来たマイケル達は、ケラーマンから会員毎に葉巻を入れるロッカーがあると聞くと、サラをつれてマイケルはシガー・クラブの店内へ入る。
10.
(ウィスコンシン州:アルゴマ)
・マホーンはヘイワイヤーが親から虐待されていたこと、サーシャも義理の父親から虐待をされていたが、ヘイワイヤーがした事は間違っていると話す。

すると、ヘイワイヤーはため息をつき、柵を飛び越えると下を見つめるとマホーンの方を見る。マホーンはヘイワイヤーに大丈夫だというと、ヘイワイヤーは絵を抱えたまま下に飛び降りた。
・マホーンは下を見て、下から大きな音がすると顔を背けるがまた下を見つめた。下にいたベリックは落ちたヘイワイヤーと絵を見つめなんともいえないような表情を浮かべた。


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