Top シーズン2>ストーリー 1-13話12話「家族の肖像:Disconnect」
2006年09月05日

botan04.gif12話「家族の肖像:Disconnect」

1.
(ニューメキシコ州:砂漠)
父親マイケルに落ち着くように言うがマイケルは激しい動揺を見せる。マイケルが同様する様子をみたリンカーンはマイケルに何があったのか問いただすと、マイケルは子供の頃(10歳の時)、リンカーンが矯正院(少年院)に入れられていた時に、預けられていた里親から明かり一つない小部屋に入れられ、その部屋を出ようとすると虐待されていたと話す。
(ニューメキシコ州:ギラ近くのモーテル)
サラはシークレット・サービスのケラーマン捜査官によってバスタブの中に沈められていた。ケラーマン捜査官は、テレビの音量をあげて、ビニールシートなどを用意していた時、モーテルの部屋がノックされる。少し迷っていたが、その時ドアの扉が勝手に開いた。チ部屋の中からチェーンをかけていたが、ケラーマン捜査官があわてて戸口に近付くと、モーテルの従業員で、TVをつけっぱなしにしてチェックアウトしているのかと思って開けたという。その時、バスルームから物音がするので様子を聞かれるが、ケラーマン捜査官は娘が遊んでいるといって従業員をあしらう。(その間サラは、バスタブの栓を水中で引き抜こうとしていた)

2.
(ニューメキシコ州:砂漠)
・マイケルはスークレが引きとめようとする中、一人で歩き始めようとしていた。その様子を見たリンカーンは弁解しようとする父親を引き止めて、(父親が)やったのか?と聞く。すると、マイケルはしばらく迷ったがどうしてあんな事ができた・・とつぶやく。そして、幼少の頃里親に小部屋に閉じ込められている時に、父親が小部屋のドアを開けマイケルに「大丈夫だ」といいマイケルを家の外に連れ出そうとした。マイケルは差し出された手をとり、家を出ようとした時部屋の中で里親の男が死んでいるのを見つけ逃げ出した事を話す。マイケルの告白を聞いた後、全員黙り込むが、父親はマイケルに大丈夫だと話しかける。
プリズンブレイク プリズンブレイク
(ニューメキシコ州:ギラ近くのモーテル)
・シークレット・サービスのケラーマン捜査官はしばらくベッドの上に腰掛け悩んだ後、サイレンサー付きの銃を手に再びバスルームに入る。しかし、バスルームの水が抜かれておりサラの姿が見えない。すると、サラが突然物陰から現れ熱くなったアイロンをケラーマン捜査官の胸に押し当てる。サラはケラーマン捜査官が地面に倒れている間に洗面台の荷物をバッグに入れ、窓を開けて2Fから止めてあった車の上に飛び降りる。車のフロントガラスが割れ、車の警報装置が鳴り響く中ケラーマンが下を見るが車のフロントガラスに血痕を残してサラは姿を消していた。

3.
(ニューメキシコ州:砂漠)
・FBIのマホーン捜査官はマイケル達がいた小屋に中に入り、床についた血痕、机の上に置かれたリールオイルのビンを見つめる。そして、地面についていた足跡の方向に歩き出す。
・一方マイケルはスークレを先頭に歩きながら、父親に6ヶ月もあの里親の場所にいたのに何をしていた、と責めながら歩いていた。父親はカンパニー(組織)に狙われていて家族を守るために仕方がなかったと話すが、マイケルはいつでも戻ってくる事ができただろ、と大声でののしる。父親は今からでもやり直せると返すが、マイケルはもう修正はできないと歩き出す。すると、父親は証拠があるといい、リンカーンもその証拠をサラが持っていると続ける。
(ニューメキシコ州:ギラ近くのモーテル)
・ケラーマン捜査官はモーテルの駐車場を歩きながら、病院にサラらしき人物が来ていないか照会していたが、見つけられずにいた。その時、携帯電話のキャッチが入り電話にでるとワシントンにいるキムだった。そして、サラの事を聞かれるとケラーマン捜査官は殺したと話すが、キムはなら携帯電話のカメラでいいから画像を送れといい電話を切る。
(ノースダコタ州:ハーヴェイ)
Cノートはキャンピングカーを湖畔に止めて、娘のディディに絵本を読んでやっていた。Cノートはその様子をうれしそうに眺めていた妻のケーシーに気付くと、そばに近付きケーシーの額にキスをする。
プリズンブレイク プリズンブレイク
(カンザス州:トリビューンの警察署)
・警察署にきていたベリック元刑務官は私服の女性警官の部屋で一人待っていると、女性警官が戻ってくる。2人で椅子に座り対面して、カンザス州に来た理由を聞くが、つまりブロークバック・マウンテン(ゲイのカップルでしょ?)と言う。その質問に否定すると、ベリックはゲアリー元刑務官と一緒にフォックス・リバー刑務所からの脱獄犯の一人、ティーバッグを追っていて二手に分かれたと話す。そして、ティーバッグに出くわした為、ゲアリーはティーバッグに殺されたと話すと、女性警官はティーバッグ逮捕の為の捜査に協力して欲しいと話す。

4.
(ニューメキシコ州:砂漠)
・マイケルは落ち着きを取り戻し父親からサラが証拠を持っている可能性がある事を聞く。リンカーンからサラの居場所を聞かれるが、マイケルは携帯電話の番号しか知らない、サラもその事を知っている様子はなかったと話す。その話を聞いていたスークレはメキシコ行きの飛行機がでるまであと2時間もないし、その事はパナマについてから考えようと話す。その時、誰かの足音がするのを聞いたリンカーンは全員に警告する。全員音がする方向をうかがっているとFBIのマホーン捜査官が現れた。全員は一気に走り出そうとするが、FBIのマホーン捜査官は銃を発砲してくる。マイケル達は物陰に隠れていたが、マイケル達の父親がスークレから銃を奪い、マイケル達を先に車に向かわせる。マイケル達は車にたどり着き、マホーン捜査官と撃ちあいになっていた父親を拾い逃げ出す事に成功する。
・スークレが運転する車の中で全員喜んでいたが、後部座席に座っていたマイケルは父親が撃たれていることに気付く。病院に向かおうと話していたが、父親はもう駄目だ、今まですまなかったと話し始める。
(ノースダコタ州:ハーヴェイ)
・Cノート家族はバーベキューをしていたが、娘ディディはお腹が痛いと言い始める。それを聞いた妻ケーシーはCノートにディディのナップサックは?と聞く。Cノートは学校からディディだけを連れて来たというと、ナップサックにデキサメタゾンという薬(アレルギー性の病気に用いる?)が入っていたのにといい自分の荷物に薬が入っていないか探し始める。その様子を見たCノートは自分が調達すると言って、処方箋のコピーを見ると、(薬局に行くから)ドライブしようか?とディディに話しかける。
(カンザス州:トリビューンの警察署)
・ベリック元刑務官は女性の私服警官とドーナッツとコーヒーを飲みながら、ティーバッグがゲアリー元刑務官の私物を奪った可能性があると話しかける。それを聞いていた女性警官は(ベリックの額を指差して)、その傷、正面から殴られたはずなのに犯人を見ていないなんておかしい、もう一人関わってるのでは?とベリックに聞く。それを聞いたベリックはにやりとして、ゲアリー元刑務官と少しもめてゲアリーに殴られたと話す。そして、椅子に座り、自分と別れた後(ゲアリーが)あんな目にあうとは思いもしなかったと泣き始めるので、女性警官はベリックにティーバッグを捕まえるよう頑張りましょうと話す。

5.
(ノースダコタ州:ハーヴェイ周辺の薬局)
・Cノートは薬局にある広い駐車場に車を止めていた。ケーシーは一人で店の中に入り、薬剤師に保険証なしで薬を購入すると話していた。125ドル(約1万5千円)なので、薬剤師は不振に思いつつも作業台で薬を袋に入れようとしていた。その時、薬剤師は新聞の1面に載っているケーシーとCノートの写真を見つける。ケーシーは100ドル札2枚を出したので、薬剤師は細かいお金はバックヤードにおいてあるからといいケーシーを受付に残したままバックヤードへ抜けるドアを開ける。
(ニューメキシコ州:ラス・クルーセスから南東の距離に位置する道路)
・リンカーン達は病院への標識を見つけ、先を急いでいたが父親はマイケルの肩によりかかりサラを探せと話す。
・その頃、FBIのマホーン捜査官はマイケル達の車のナンバーを電話連絡しその辺の捜索をするように話した。その後、連絡がありマホーン捜査官は病院に向かう。
・マホーン捜査官はマイケル達と取引し、スークレが肩を撃った男が横たわる個室に来た。入り口で警備する男に、身分証を出し男と二人きりになると、マイケルが今日飛行機でどこかに計画があり、計画の内容を知っているからその情報と引き換えに取引がしたいと話す。

6.
(ニューメキシコ州:ラス・クルーセスから南東)
・マイケルは木で十字架を立てリンカーンと墓の前に立ち、昔閉じ込められていた時、2度と太陽を見る事ができないと思ったが、父親が救ってくれたと話していた。
プリズンブレイク プリズンブレイク
(ニューメキシコ州:ある病院)
・FBIのマホーン捜査官は病室の外で電話を受け、マイケルの情報と引き換えに取引すると言った男の病室に入る。そして、男にこれまでの罪に関しては問わないとし、メキシコに戻されるまでの治療費を負担するという条件を提示する。しかし、男は強制送還ではなく市民権で書類にしてみせろと言う。すると、マホーン捜査官は男につながれていたチューブの電源を抜き始める。
(カンザス州:トリビューンの警察署)
・ベリック元刑務官は、女性の私服警官と話していたが、そこに別の警官が部屋をノックして中に入ってくる。女性警官はその男から黄色の封筒を受け取り何かを聞いた後、袋の中を確かめる。その封筒を手に持ち再び、ベリックの前に戻ってきた女性警官はゲアリーが殺害されたホテルには行った?と聞く。ベリックはNoというが女性警官は、ホテルの部屋からゲアリーのクレジットカードを使用したレシートが見つかったと話す。そして、ベリックに血痕のついたレシートを見せると、女性警官はゲアリーが死ぬ間際にベリックがやったというダイイング・メッセージを残したのではと話す。それを聞いたベリックは、隠していたがMs.ホランダーの家でゲアリーと一緒にティーバッグを見つけた。そして500万ドルを山分けする際に奴になぐられ金を逃げられた、自分も被害者だと弁解する。
(ノースダコタ州:ハーヴェイ周辺の薬局)
・Cノートは妻ケーシーが薬局から出てこない事にいらついていた。ケーシーは中で薬剤師を呼びおつりをもらうと薬とつりをもらい店外に出る。しかし、ケーシーが店外にでると、警察の車が止まった。それを見たケーシーはCノートが見ている前で、店の外にあったゴミ箱に薬を入れた。警察車両から警官達が出てきて、Cノートの場所を言うように話すがケーシーは知らないと言った為、ケーシーは後ろ手に手錠をかけられ連行される。
Cノートはケーシーが車に乗せられ、連行されていく様子を見ておりSo sorry(すまない)とつぶやく。

7.
(ニューメキシコ州:ギラの近く)
・シークレット・サービスのケラーマン捜査官はキムから写真についての電話を受ける。ケラーマン捜査官は何とか弁解しようとするが、サラに逃げられた事を知ると電話を一方的に切る。
・その頃サラはどこかのトイレに腰掛け針を火で熱して痛みをこらえながら腕の傷を縫っていた。
プリズンブレイク プリズンブレイク
(ニューメキシコ州:ラス・クルーセスから南東の距離に位置する道路)
・マイケルは父親の墓の前で、父親がマイケルに愛しているといって死んだ事を思い出していた。リンカーンを助ける為にたくさんの人を死なせてしまったとつぶやく。リンカーンはわざとやった事ではないと慰めるが、マイケルは父親を殺したいと願っていた奴らの思い通りになってしまったと話す。そこにスークレがやって来て、そろそろ行こうと話すとマイケル達はたちあがる。
・FBIのマホーン捜査官は車を運転しながらマイケル達は飛行機で逃げる、国境警備隊、メキシコ政府、海軍予備航空基地に応援を頼み飛行機を墜落させる許可を取れと指示をする。

8.
(ニューメキシコ州:ラス・クルーセスから南東の距離に位置する道路)
・1つの滑走路に小型の飛行機が着陸する。マイケル達はその飛行機に近付くがマイケルはさらを探すといい、スークレだけが飛行機に乗り込む。驚くスークレだが、マイケルの決意が固いのを知ると、マイケルに礼を言ってハグをした後、リンカーンと握手して飛行機に乗り込む。
・スークレを乗せた飛行機は離陸する。リンカーンの運転する車の助手席に乗っていたマイケルは飛行機の音を聞くと、車を止めスークレの乗った飛行機を追っていった事を知る。その時、1台の車がこちらに向かって近付いてくるのをリンカーンが見つけ、マイケル達は急いで車に乗る。
プリズンブレイク スークレ プリズンブレイク
(カンザス州:トリビューンの警察署)
・ベリック元刑務官は女性の私服警官の部屋の中でいらつきながら一人で待っていた。
そこに女性警官が戻ってきたので、レシートが証拠になるのかと聞くと、女性警官はレコーダーを出し、ベリックがゲアリー元刑務官の携帯電話の留守電に吹き込んだ脅迫とも取れるメッセージが流れる。女性警官は本当のことを話してと促すが、ベリックは自分はやってない、ティーバッグにはめられた、と大声で怒鳴り始めるが、ベリックの様子を部屋の外から見ていた警官達に拘束される。そして、女性警官からゲアリー殺害の容疑で逮捕する、と言い権利を読み上げられる。
プリズンブレイク プリズンブレイク

9.
(ニューメキシコ州:ギラの近く)
・シークレット・サービスのケラーマン捜査官は公衆電話から、ホワイトハウスに電話をかけて身分を告げ、大統領につなぐよう話す。しかし、電話に出たオペレーターはケラーマンという捜査官はいない、と告げる。ケラーマン捜査官はジェーンとオペレーターの名前を告げ、自分だと脅すが同じ事を告げられた為、一方的に電話を切る。ケラーマン捜査官はキムに電話をするが留守電であった為、留守電に今まで大統領に忠誠を尽くしてきたとメッセージを入れる。(その頃キムはケラーマン捜査官が大統領と一緒に映っている画像をPCモニター越しに見つめ、ケラーマン捜査官の画像を1枚残らず削除しろと指示していた。)
プリズンブレイク s2128.jpg
(ニューメキシコ州:ラス・クルーセスから南東の距離に位置する道路)
・夜になり、マイケルはリンカーンの運転する車の助手席に座り、携帯電話のディスプレイを見つめながら電波が入るエリアを探していた。一瞬電波が入るエリアがあった為、マイケルはリンカーンに車の方向転換をして欲しいと話す。誰かに追跡されている可能性があるとリンカーンは反対するが、マイケルがやろうといい車の方向転換をする。マイケルは助手席で電波が入った事を確認するとサラの携帯に電話をする。(その時、車のライト消していたマホーン捜査官の乗った車に車をぶつけられる)
・車のトランクにぶつけられ、トランクが炎上する中マイケルとリンカーンは車の中から出てくる。その時、マイケルがサラにかけた電話がつながり、サラがマイケル?と呼ぶ声がするので、マイケルは携帯電話を手にしようとするが、目の前には銃口を向けたFBIのマホーン捜査官が立っていた。
プリズンブレイク プリズンブレイク

*関連
ブロークバック・マウンテンについて
12話のオリジナルタイトル

シーズン2-13話








Copyright (c) 2006-2007 猫とプリズンブレイク

リンクフリーです。連絡なしで構いませんので、ご自由にリンク、トラックバックをお張り下さい。TBはこちらからもお返しできるので、大歓迎です。

*ただし、 ・当ブログと全く関係のない記事 ・TBを拒否設定しているブログ(やむを得ないと解るブログは構いません) ・ニュースサイトを含め、転載記事で構成したブログ に関しては、すべてスパムとみなし削除致しますのでご了承下さい。

*当ブログの文章は(引用以外は)100%オリジナルで作成しております。
リンクを貼って頂いた上で、ブログ名がわかるようにして頂いている「引用」は全く構いませんが、「転載」は一切許可しておりませんので、コピー記事を発見した時はこちらにあるように、コメント欄からご連絡下さい。
| TrackBack(0) | シーズン2>ストーリー 1-13話 ブックマークに追加する

この記事へのトラックバック