(03/24)
（イリノイ州：シカゴのシガー・クラブ）
・マイケルとサラは受付の女性の横を通り抜けて、中へと入って行く。
マイケルはバーのカウンターでシガー・クラブのパンフレットを読んでいる中、サラは一人で父親が所有していた、葉巻のおいてあるロッカーがある部屋へと向かう。部屋のドアをサラが開けようとすると、店の知り合いの従業員（マネージャー？）がサラを呼び止める。マイケルは窓の外からパトカーが店の前に止まるのを見つけ、サラはサラと話をしようとする従業員を振り切る為に、ロッカーのある部屋に入らず入り口の方へと向かう。マイケルは、バーで飲んでいる客が机の上に置いていた携帯電話を手に取り、廊下に出ると早足で向かってくるサラと会う。
サラの手をとったマイケルは従業員がサラを呼び止めるのを振り切り厨房を早足で抜け、裏口から出ようとすると非常ベルが店内に鳴り響く。パトカーも裏口へと向かっていたが、マイケルはサラと一緒に店を後にした。
（ミネソタ州：ミネアポリスの空港）
・FBIのマホーン捜査官は空港の中を歩きながら携帯電話で、コロラド州デュランゴの病院に入院している息子キャメロンに電話をしていた。
とりとめのない話をしていたが、途中でキャッチホンが入った為、マホーンがキャメロンとの電話を終わらせると相手はFBIのラング捜査官だった。シーノートがダイナーでの目撃者が1人増えたことを聞くと、マホーンも自分もこちらに到着した所だと話す。
ラング捜査官はシーノートの娘に持病があることを告げる。マホーンは病院にシーノートの手配写真を送るように支持しながら売店においてあったクマのぬいぐるみを手にする。
ラング捜査官は手配済みでディディの状態が悪化すれば必ず病院に現れる事を告げると、マホーンはラングに君には子供がいなかったな、と電話を切り、手にしたクマのぬいぐるみを購入する。
2.
（イリノイ州：シガー・クラブ）
・マイケルとサラは後ろを振り返りながらしばらく走り、リンカーンとケラーマンが待っていた車に乗り込む。マイケルはリンカーンに荷物を受け取れなかったが手助けしてくれそうな人物を見つけたといい、リンカーンにフォックス・リバー刑務所の元所長のポープの写真が載っているシガー・クラブのパンフレットを渡す。
・サラがある家のドアの前に立ち、ドアをノックすると陽気な声が聞こえて来てポープが出てきた。ポープはサラの顔を見るなり厳しい表情を見せ、サラに帰って欲しいと話すが、サラは少しでいいから私達の話を聞いて欲しいというと、ドアの影からマイケルが姿を見せた。
・ポープは部屋の中にサラとマイケルを入れたが、怒りをあらわにしてマイケルを責めた。しかし、マイケルは（リンカーンは）無実でもう少しで真相がわかる、その為にポープも名を連ねているシガー・クラブからあるものを取ってきて欲しいと話す。サラも父親が死んだ時、リンカーンの事件を調べていた。そして、死んだ時、この鍵を持っていた、とシガー・クラブの鍵を見せた。
（アラバマ州：コネカー郡）
・スーザン・ホランダーの家族を車に乗せたティーバッグは廃屋に見える家の前に車を止める。そして、スーザンにここは自分が育った家だと話す。
（メキシコ：TECPATAN イスタパ空港まで35マイル/約56km）
・スクレは車を運転していたが、車のガソリンが切れたのか、故障したのか車が止まる。そこへ、空港へと向かう予定の1台の車が現れたので、スクレは車にのせてもらう。スクレを乗せた男は、スクレと世間話をしていたが、男がバックシートに乗せていた無線がなり、業務連絡を行う。男は、空港の警備員を遣っており、アメリカから逃亡者が来る、と話す。それを聞いたスクレは帽子を取り出して被る。
（ミネソタ州：ミネアポリス）
・シーノートは娘のディディを病院に連れてきて、ディディの状態を話すが、受付で保険や車の免許書がないと診察できない、と話す。シーノートが粘ると、受付の女性は浮かない顔をして担当者に聞いてくるといいつつ、席を立った。
3.
（イリノイ州：シカゴ）
・ポープは協力しない、自分はマイケルに裏切られた、だから通報するときっぱりと言い放つ。すると、マイケルは電話を取ろうとしていたポープに銃を向ける。>銃を持っていればなんとでも言えるさ、とポープが言うと、マイケルは銃口を下ろし、銃をポープの方に向けて机の上に置いた。ポープが銃を持ってもいいから、話を聞いて欲しいと話す。ポープは銃を見つめたまま、マイケルを撃つという。しかし、マイケルは一緒に来てくれ、証拠を見れば気が変わる、といってポープの方に一歩踏み出す。
（ミネソタ州：ミネアポリス）
・シーノートは看護師にディディには高度な治療が必要だから、別の病院にいく事をすすめられる。シーノートは看護師と言い争っていたが、ホームレスの為の病院ではない、と言われると唖然（あぜん）として病院を出る。
しかし、建物を出ると、病院の入り口前の駐車場にマホーンが車を止めた所だった。マホーンの顔を見た、シーノートはディディを抱き上げ、反対方向の入り口から出る。マホーンは後ろから早足で歩きながら、電車に乗ろうとしていたシーノートを呼び銃口を向けた。シーノートはディディを抱えたままゆっくり振り向こうとしてディディに降りるよう話すが、ディディはシーノートにしがみついたままだった。
そして、電車のドアが閉まるアナウンスが流れた為、マホーンは銃を下ろし、電車のドアが閉まる前にシーノートに娘に自分罪を負担させるな、というとドアは閉まり、電車が走り出した。
4.
（アラバマ州：コネカー郡）
・ティーバッグの実家は廃墟となり、すべての窓には外から木が打ち付けられ、落書きや外に荷物が散らばっていた。
玄関のドアを開けたディーバッグはスーザンや、スーザンの子供を中に入れると、家具をどけて壁の中に隠してあったほこりだらけの辞書を取り出す。辞書の中には何色かのペンでチェックした跡があった。シーノートは、突然誰かが自分の事を笑っているような空耳を聞きうしろを振り返る。しかし、そこには戸惑ったティーバッグの方を伺うスーザン達しかいない。
スーザンが話しかけるが、ティーバッグはその時、子供時代の出来事を思い出していた。
（ティーバッグ子供時代の出来事）
・ティーバッグの父親がリビングのソファに座り、友人2人と酒を飲みながら、話をしていた。ティーバッグはソファから少し離れた床に背中を向けて座っていた。
ティーバッグの父親は友人達にお前も（別の部屋にいたもう一人の子供の方を見ながら）子供も馬鹿だとからかわれるが、ティーバッグの父親は（自分も子供も）馬鹿でない、と言った。そして、ティーバッグの父親はティーバッグに呼びかけ、父親の友人に同じ意味を持つ10個の単語を言えと話す。
おもしろそうな目をした友人は「destroy(破壊する、無効にする、絶滅させる、無効にする)」という。その場に立ちあがったティーバッグは「annul(無効にする)」「mutilate(台なしにする)」「liquidate(消滅させる)」「abrogate(廃棄する)」「quell(鎮圧する)」「ravage(破壊する)」「expunge(破壊する)」「demolish(破壊する)」「extirpate(絶滅させる)」「extinguish(絶滅させる)」と答える。
それを聞いた大人は賞賛し、ティーバッグの父親は自分の息子は大統領になる、と言うと酒を口にする。
（アラバマ州：コネカー郡）
・ティーバッグは、子供時代の出来事を思い出すと、手にしていた辞書に顔をうずめ一息つくと、スーザン達の方を向く。スーザン達は身構えるが、ティーバッグは辞書を閉じてスーザン達の前を通りすぎると、ある部屋のドアを開ける。
（ティーバッグ子供時代の出来事）
・ベッドに腰掛けていたティーバッグは、ティーバッグの父親にサーカスみたいな見世物にはなりたくない、と言う。しかし、父親は机の上においてあった辞書を手にして、ティーバッグの体の上に乗せると、ティーバッグの手を取り、やさしくお前はいつか大統領になる、というが、ティーバッグは返事をしない。そんなティーバッグをよそに父親は、開いている部屋の扉を内側から閉めた。
（アラバマ州：コネカー郡）
・ティーバッグは後ろからスーザンに呼びかけられると開けていた部屋のドアを閉めた。
5.
（イリノイ州：シカゴ）
・リンカーンはケラーマンと2人でシガー・クラブの正面のビルの屋上に来ていた。
シガー・クラブの方を見ながら、リンカーンは俺を殺そうとしただろ、と話しかける。ケラーマンは命令だった、と返す。しかし、リンカーンはレイノルズ大統領の為に、（リンカーンを）罪をかぶせ電気イスに向かわせた。
テレンス・ステッドマンはケラーマンが大統領を愛していたといっていたが？と聞くと、ケラーマンは（テレンスは）ずっと一人だったからただの妄想だ、命令だったと繰り返す。そして、ケラーマンは人の命より権力が好きな人間は愛せない、と言うと、リンカーンは振られたから？と目配せする。
ケラーマンはレイノルズ大統領と自分の関係は理解できっこないと話す。どこにも逃げ道がない、自分にも妹がいるが15年も会っていて近況さえ解らない、全員組織によってブラック・ホールに閉じ込められるだけだ。どうせ全員死ぬから、自分が死ぬ時は一人でも多く道連れにする、と言う。その話を聞いたリンカーンは（レイノルズ大統領に）こっぴどく振られたという事だな、とやわらかい表情をみせながら笑う。
（ワシントン）
・レイノルズ大統領がシカゴに2日間滞在する、大統領に対する支持率も上昇しているというTVニュースを、キムはデスクで仕事をしながら聞いていた。そこへ、部下が入ってきて、サラがシカゴのシガー・クラブで目撃された、サラの父親は自分専用の葉巻を保管するロッカーを所有していたという報告を聞く。すると、キムは電話を取り、シカゴへ行くので飛行機を用意するよう話す。
6.
（メキシコ：イスタパ空港）
・スクレは、空港のロビーを車に載せてもらった空港警備員と共に歩いていた。そして、礼を言ってにこやかに分かれた後、どこかへと向かう。スクレを乗せた警備員の男がそのロビーから歩き出そうとした時、同僚の制服を着た空港警備委員が話しかけてきた。
そして、武器は所持している？と聞きながら1枚の手配書を渡す。腰に持っていると答えたスクレを乗せた空港警備員の男は、手配書を見てさっきまで一緒に居たスクレが、アメリカからの定期便で到着するという予定の手配書の男である事に気付き、同僚と共に走り出す。
・マリークルースは姉のテレサと共に、空港を歩いていた。テレサは来ない、いつも裏切られてきた、と話す。マリークルースは、おなかにいる赤ちゃんが今回は違うと言っていると返すが、テレサはマリークルースを説得しようとする。すると、マリークルースはこちらに向かってくるスクレを見つける。スクレはマリークルースとキスをすると、テレサに挨拶して、片手にマリークルースの荷物を、もう片方の手でマリークルースを手を持ち後ろから追って来る空港警備員達から逃げるように空港の入り口へと向かう。スクレは空港の入り口でタクシーに乗り込もうとしていた男をどけ、マリークルースと共にタクシーに乗り込む。
車が発進すると、スクレは後ろを振りかえりながら、どうしてばれたのか不思議に思いつつも、マリークルースに再度キスをする。
（イリノイ州：シカゴ）
・マイケルはシガー・クラブの近くに車を止めると、サラがポープ元所長に鍵を渡す。ポープは本当に何かあるのだな？と確認するがマイケルはわからないけど、これしかないと返す。サラがポープに礼を言うと、ポープは車を降りてシガー・クラブのほうへと歩き出す。
車内の中でポープの後ろ姿を見ていたサラは所で夕食は？フォックス・リバー刑務所を出たら夕食に誘ってくれるって言ったけど？とポープの後ろ姿を見つつ、淡々とした表示で話す。それを聞いたマイケルは、笑みを浮かべながら、この後、ポープの家に帰る前にブリトー（メキシコ料理）をご馳走すると返す。
サラは視線をポープの後ろ姿に向けたまま、ステーキを分け合うのはよしてねと言うと、マイケルはサラの前に手を出し、デートだという。サラは一瞬視線をマイケルに向け笑みを浮かべ、マイケルの手を握ると再び視線をポープの後ろ姿に向ける。
（シガー・クラブの向かいのビルの屋上で、ポープが中へ入る姿を確認したリンカーンはマイケルにポープが来た、と連絡する。）
シガー・クラブの中へ入ったポープは受付の女性と談笑しながら、部屋の奥へと入る。
すると、従業員（マネージャー？）が声をかけて来てサラが今朝来たと話す。適当に流したポープは、会員の葉巻が保管してあるロッカーがおいている部屋に入る。周囲を伺いながら、ポープはサラの父親の名前「フランク・タンクレディ」とネームプレートが付いたロッカーの前に立ち、再度周囲をうかがうと鍵を差し込む。ロッカーを開けたポープは木のシガーケース（葉巻入れ）を開けると、中には封筒がありその中には黒のUSBメモリが1つ入っていた。
・ポープはUSBメモリだけをポケットに入れ、再度鍵をかけるとメンバー達が各々（おのおの）くつろいでいるロビーに入ってくる。ポープは新聞を読んでいる男性の目の前に置かれていたノートパソコンを見つけると、葉巻をくわえながら男性に申し訳ないが少し借りていいかな？と訪ね、OKをもらうとノートパソコンを持ち、部屋の隅（すみ）へ歩き出す。
7.
（アラバマ州：コネカー郡）
・ティーバッグは室内を片付けていたが、手伝おうとしないスーザン達に手伝えと言う。
しかし、スーザンはこんな所には住めないと言う。ティーバッグは子供たちを別の部屋に閉じ込めると、スーザンと向かい合うが、スーザンは住めないと同じ言葉を繰り返す。ティーバッグはスーザンに、スーザンにこんな事を言うのはスーザンの事を愛しているからだ、自分の事をもっと知ってほしい、（自分は）バグウェル家の最後の一人だ。スーザンの子供ザックとグレイシーが、自分の育ったこの忌まわしい家から新しいバグウェル一族を築く、というと、スーザンに両膝を突く。
そして、自分を昔のように愛して欲しいとスーザンの頬に手を寄せる。しかし、スーザンは困った表情をして、涙を流しながら、できないと告げると、ティーバッグの表情は一変する。・家の外に設置してある物置に、スーザン達を閉じ込めたティーバッグは、中から開けて頂戴と懇願するスーザンを無視するように、その場に腰掛けていた。スーザンの声を聞きながら、ティーバッグはまき割り用においてあった斧を見つめる。
ミネソタ州：ミネアポリス）
・シーノートは娘ディディを抱きかかえたまま、待合室が煙で充満している小さなクリニックに入ってくる。待合室には多くの患者がおり、受付にいた大きなおなかを抱えた女性に話かけるが、自分達を見つめるだけで誰も何も答えない。
シーノートはそれらを無視して、診察室に入ると医者と思われる男がデスクでタバコを吸っていた。順番だと医者は言うが、シーノートは急患だといいディディを診て欲しいというが男は何も答えない。しびれを切らしたシーノートはポケットから有り金400ドル（約4万8千円）を机の上に投げると、男は金を机の中にしまい、ディディの症状を聞く。
シーノートは（娘ディディは）、PKD（多発性嚢胞腎/たはつせい ほうのうじん）で腹痛があり、食欲もない、熱がある感じでずっとだるそうだ、と話す。医者はディディに幾つか検査をすると話す。シーノートはわかったといい、不安そうなディディを診察台に寝かせ大丈夫だと励まし、ディディの頬にキスをする。
8.
（イリノイ州：シカゴ）
・マイケルはリンカーンからポープが建物から出てきた、という連絡を受ける。しかし、ポープが建物から出てきて通りを歩こうとしていると、1台の車が止まる。リンカーンはマイケルに組織（ザ・カンパニー）だと話す。
ポープの前に止まった車の中からはキムが現れ、にこやかにポープに話しかけると、リンカーンはあの男を知っているというケラーマンと顔を見合わせ走り出した。ポープはいきなり葉巻の話をしてきたキムに警戒していた。キムにポケットの中を出してくれというと、車から別の男も現れる。ポープはキムにどくように話すが、キムはスーツから腰にさげた銃を見せ車に乗ってほしい、さもなければあなたの家族にも影響が出ると話す。ポープはキムの話を聞きながら周囲をうかがう。
すると、マイケルが車のエンジンを入れ、キムたちがいるほうへと車を発進させ、通りに立っていたキムに緩やかなスピードで車をぶつける。ポープは車が来る前に身をかわしたが、キムはよけきれず、車のボンネットに必死でしがみつくが勢いに負けて振り下ろされる。その間にマイケルは車をバックさせ、ポープを車に乗せた。キムはあわてて銃を取り出そうとしたが、リンカーンが現れ、殴られる。
キムの部下の男はリンカーンを撃とうとしたが、背後から忍び寄っていたケラーマンに撃たれてその場に倒れる。リンカーンは何度もキムを殴っていたが、マイケルの呼びかけで車のほうへと歩き出し車に乗り込む。
ケラーマンも車に乗り込もうとしたが、直前でサラが車の鍵を内側からかけた為、ケラーマンを一人取り残したまま、マイケルは車を発進させた。その場に残されたケラーマンはパトカーのサイレンの音が近づいてきた事からどこかへと走っていった。
9.（アラバマ州：コネカー郡）
・ティーバッグの生家の周囲を犬が歩いている中で、誰かが物置のドアを開けた。おびえるスーザン達だったが、扉を開けたのは警察で大丈夫ですよ、と話す。
スーザンは何があったのかと聞くと、銃を持った警官達は誰かが人質をここにかくまっているという通報があったと言う。その頃、ティーバッグはスーザンの車をどこかの道路で止め、携帯電話を道路に落とし、つらそうに泣いていた。
（ミネソタ州：ミネアポリス）
・シーノートはディディが腎不全ではないかと聞き驚く。そして、血液透析を行ったかと聞くと、シーノートが否定した為、ゴム手袋をはめてディディの首からカテーテルをいれると話す。
シーノートは医者にもう一度本当に必要な治療なのか、聞く。すると、医者はディディの状態は深刻だ、だからディディもつらい表情をしている、だからカテーテルが必要だと話すとディディの首に痛いよ、と言いながら首に刺そうとしていた。しかし、シーノートは直前で止めさせるとディディを抱え診療所を後にした。
（イリノイ州：シカゴ）
・ポープの家の前に車を止めたマイケルは、車を降りたポープと視線を合わせる。すると、異変を感じたリンカーンがマイケルに聞くと、マイケルはポープがシガー・クラブに行ってサラの父親のロッカーから中身を取ってくる事と引き換えに、マイケルは自首する事をポープと約束した事を話す。
リンカーンはUSBメモリの中身が使えるものなのかも解らないのに、といいサラに知っていたのかと確認するが、サラも知らないことだった。
マイケルはサラとリンカーン二人で解決してくれと言うと、ポープの家の中に入ろうとする。マイケル達のやり取りを聞いていたポープは、マイケルにUSBメモリの中身を聞いた、といいマイケルにUSBメモリを渡した。
そして、ポープはマイケルの事を許すつもりはないが気が変わらない内に逃げるよう告げると、マイケル達は車に乗り車のエンジンをかける。
10.
（ミネソタ州：ミネアポリス）
・シーノートはディディを抱きかかえたまま座ると、ディディを抱きしめながらディディの事を愛している、といい本当に悪かったといいながら涙を流した後、近くに設置されていた公衆電話を見つめた。
（FBIのシカゴ支局のラング捜査官は、マホーンを呼び出し、シーノートが電話をかけてきたとつげ、マホーンの携帯電話にシーノートからの電話をつないだ。）・マホーンがシーノートの電話に名前を告げて出ると、ディディを抱きかかえたままの姿勢のシーノートは責任者かどうか確認した後、自分の名前「ベンジャミン・マイルズ・フランクリン」、娘には母親が必要だから妻ケーシーを釈放してくれるなら、自首するとマホーンに告げた。マホーンは取引できる状況とは思えない、と答えると、シーノートはマホーンが必要な情報を持っていると話した。
・ある病院の病室で治療を受けてベッドに横たわり眠っているディディにマホーンが近づく。
マホーンは点滴をされているディディの左手を挙げ、空港で購入したクマのぬいぐるみをそっと置いた。その様子を病室の入り口から見ていたシーノートにマホーンは近づき、ケーシーは1時間前に釈放した、もうすぐ到着すると話す。シーノートはディディの方を見ながら、ディディは大丈夫か確認するとマホーンは取引を始めようと話す。
シーノートは、わかったスコフィールドを捕まえると返答した。その返答を聞いたマホーンは、後ろ手に手錠をしたシーノートの腕を軽くつかみ、どこかへと歩き始めた。
（イリノイ州：シカゴ）・ホテルの1室にいたマイケル達はノートパソコンでUSBメモリの中身を聞いていた。
*関連
・ブリトー
シーズン2 18話へ
Copyright (c) 2006-2007 猫とプリズンブレイク
・リンクフリーです。連絡なしで構いませんので、ご自由にリンク、トラックバックをお張り下さい。TBはこちらからもお返しできるので、大歓迎です。
*ただし、 ・当ブログと全く関係のない記事 ・TBを拒否設定しているブログ（やむを得ないと解るブログは構いません） ・ニュースサイトを含め、転載記事で構成したブログ に関しては、すべてスパムとみなし削除致しますのでご了承下さい。
*当ブログの文章は（引用以外は）100％オリジナルで作成しております。
リンクを貼って頂いた上で、ブログ名がわかるようにして頂いている「引用」は全く構いませんが、「転載」は一切許可しておりませんので、コピー記事を発見した時はこちらにあるように、コメント欄からご連絡下さい。
