Top シーズン2>ストーリー 14-22話19話「Sweet Caroline」
2006年09月05日

botan04.gif19話「Sweet Caroline」

1.
(イリノイ州:シカゴ 拘置所)
Cノートは意識が次第に遠のくのを感じていた。その時、看守達がCノートを発見し、ロープを切って医者を呼ぶようにいう。Cノートは死なせてくれとつぶやいていた。

(イリノイ州:シカゴ 大統領がスピーチを行うホテル前)
・観衆がホテル前の通りに詰め掛ける中、ケラーマンは狙撃用のライフルに弾をこめて狙いをつける。

(イリノイ州:シカゴ あるホテル)
マイケルはこれ以降は自分達でやるといい、クーパー・グリーンに礼を言って返す。(非常階段からはFBIのマホーンが銃を手にして階段を駆け上がっていた。)そして、マイケルはサラと待ち合わせの時間と場所を決めると部屋を後にした。その後、リンカーンもどこかへと向かうべく部屋を後にする。

・マホーンは階段を駆け上がり、10階のフロアに来ていた。そして、ホテルの従業員を見つけ、FBIの身分証を見せて部屋の鍵を手に入れると、しずかに部屋の鍵をあけ部屋の中に入る。部屋の中にはサラがおり振り向くと、鍵がかかっている筈のドアが内側のチェーンがかかっている状態で開いており、チェーンを蹴破ろうとしている事が解った。

・マホーンはチェーンを蹴破り、銃を構えたまま室内を調べるが室内には誰もいない。が、床にノートパソコン(携帯?)の電源コードが落ちている事に気付く。2197.jpg(サラはベッドの下に息を潜めて隠れていた)マホーンはしばらく部屋を歩いていたが、部屋を後にする音が聞こえ、サラはベッドの下からほっとしたように出てきた。そして、携帯電話を取り出し電話しようとすると、マホーンが銃を片手にしてサラの前に現れた。

・マホーンは、サラに座るように言うと、サラにマイケル達がいつ部屋を後にしたか聞く。サラは、ずっと一人だったというが、マホーンは嘘だとサラを問い詰める。サラはマイケル達とはもう関係ないと言い、持っていた携帯電話を机の上に音を立てて置いた。


2.
(メキシコ:メキシコ市 ベニート・フアレス国際空港)
ティーバッグベリックを乗せた飛行機は無事到着し、ティーバッグは預けた500万ドル(約6億円)が入った自分のバックパック(リュック)を他の乗客と一緒に受け取ろうとしていた。自分のバックパックを見つけたが、バックパックは運悪くベリックが立っている場所の前にあった為、ティーバッグはバックパックを受け取れず、空港内へと流れてしまった。

・ティーバッグは従業員入り口から中へと入り、自分のバックパックを取ろうとしていた。2191.jpgしかし、別の作業をしていた従業員に見つかりとがめられると、ティーバッグは従業員と殴りあいになった。

従業員はティーバッグに殴られ気を失ったが、ティーバッグは自分のバックパックを取れず、荷物を待っているたくさんの人たちの方に流れてしまった。しかも、気を失った空港の従業員が荷物の流れるコンベアーの上に倒れており、従業員もその後を続いて運ばれてしまった。

空港内には防犯ブザーが鳴り始め、ティーバッグは逃げる為に走り出した。


(イリノイ州:シカゴ 拘置所)
・ベッドの上に寝かされていたシーノートは、家族の緊急事態なので看守に電話をかして欲しいと頼む。

(イリノイ州:FBIシカゴ支局)
・FBIの2192.jpgラング捜査官が電話を受けると、相手はシーノートで自分の名前を告げた後、マホーン捜査官と話したいと告げる。ラング捜査官は、マホーンは今いないから後ほど、と話そうとすると、近くに立っていた、ウィーラー捜査官が替わりにシーノートの電話に出る。

シーノートはマホーンに伝言をして欲しいと言い、「やれといわれた事は少し時間がかかるが必ずやる、だから彼らを傷つけるな」と電話を切った。

伝言を聞いたウィーラーは呆然とした表情をした後、何があったの?と聞くラング捜査官をよそに表情を引き締めてどこかへと向かう。


3.
(イリノイ州:シカゴ タンストール造船所)
・リンカーンは大型船が止まり、たくさんのコンテナが並ぶ港に来ていた。2193.jpg積荷を運ぶ人々をよそに、リンカーンは辺りを見回しある男(デレク・スウィニー)が事務所から出てきて、タイムカードを押す様子を見ていた。

そして、デレクの前に現れるとデレクは驚き動揺したが、リンカーンは頼みがある、貸しがあったよな?と紙を男に渡す。デレクは紙をしばらく見つめた後、今すぐそれが欲しいというリンカーンにわかったというと、リンカーンをどこかへと連れて行く。


(イリノイ州:シカゴ 大統領がスピーチを行うホテル前)
・ケラーマンは、レイノルズ大統領を乗せたリムジンが誘導され、ホテル前に止まり、観衆の声に応え、握手を交わしているレイノルズ大統領に狙いをつけていた。シークレットサービスや、子供連れの観衆が邪魔になり狙いをつけ損ねていたが、レイノルズ大統領が握手している相手がマイケルである事に気付き、驚いてライフルをおろした。

レイノルズ大統領も、握手している人物がマイケルである事に気付き手を離した。マイケルは周囲を固めていたシークレットサービスの職員達に拘束された。

・レイノルズ大統領は、驚きの表情を隠しながらホテルの中に入る。マイケルがレイノルズ大統領の手の中に滑り込ませたメモを開くと中には、「テープを持っている」というメッセージが書いてあった。

・マイケルは、2194.jpgシークレットサービスに拘束されながら、ホテルの厨房につれてこられ、用意されていた椅子にすわると、ビル・キムが姿を現した。キムはマイケルを拘束する様子をマスコミなどに撮影されていないかチェックをするように指示し、全員厨房の外に出るよう命令する。

・マイケルと二人きりになったキムは、リンカーンの場所を聞くがマイケルは答えない。すると、キムは上着を脱ぎ、マイケルを何回も殴り始めた。


4.
(メキシコ:リオ・ジュアレス)
スクレマリークルースとベッドに腰掛け、ナッツなどを食べているマリークルースと一緒にテレビを見ていた。サクランボが食べたい、とマリークルースが話した為、しょうがないなあ、といいつつ服を着ていた。

すると、TVのニュースでティーバッグらしき男が画面に映り、空港で荷物を盗もうとしていた、という従業員のインタビューが流れていた。2195.jpg500万ドル(約6億円)を持っているはずなのに?とスクレは不思議に思うが、その後流れた防犯カメラの映像からティーバッグが何も持たず逃げる様子が解り、荷物を見失ったんだ、とつぶやく。

スクレの独り言を聞いていたマリークルースは、お金なんかあるはずがないし、欲しいものは手に入れたはずよ、とスクレを諭(さと)した。それを聞いたスクレは、「サクランボ以外はね」と言うと、不安そうな表情を浮かべたマリークルースと、マリークルースの首にかけてあるクロスのネックレスにキスをして、部屋を出た。


(イリノイ州:シカゴ あるホテル)
・ホテルの部屋にサラと二人きりになったマホーンは、サラに背を向けて、ラング捜査官に携帯電話からメッセージを入れたあと、ペンの中から錠剤を取り出してそれを飲み込む。2198.jpg
その様子を見ていたサラは、マホーンにジャンキーなのねといい、薬の種類を聞くとマホーンはサラに錠剤を投げる。

サラは「Varatril」という錠剤を確認すると、ベンゾジアゼピンは強い精神安定剤なのに、毎日飲んでいるの?水の中を泳いでいる感じ?聞くと、マホーンはそうだ、とても静かな感じがすると話す。

サラは、副作用として頭痛と不眠症に陥っているはず、そして身の破滅(はめつ)を招く事は解っているわよね?と話すと、(マホーンは)可能性はあるかもしれない、けど今はマイケルだという。


5.
(イリノイ州:シカゴ 大統領がスピーチを行うホテルの厨房)
・マイケルはキムに殴られ口の中を切っていた為、床に血を吐いていた。キムはマイケルに(自分は)マホーンとは違う、リンカーンを生かしておきたいならそれでも構わない、だがお前は死ぬだけだといい銃をマイケルに向ける。

・すると、そこにマイケルと話があると言いながら、レイノルズ大統領が入ってきた。二人だけで話したい、と言うレイノルズ大統領に対し、キムは安全が保障できないといって拒否しようとしたが、レイノルズ大統領は誰と話しているか解っているの?と言ってキムを厨房の外に出す。

・レイノルズ大統領は、マイケルがリンカーンの為にした事はとても印象深かった、といいテープを持っているかマイケルに聞く。マイケルはレイノルズ大統領とテレンス・ステッドマンの死後に録音されたと思われる特別な会話、家族だけの秘密にしておきたいテープを電話で聞かせる用意がある、しかもテープは20個のコピーを20箇所に隠してあると返す。レイノルズ大統領は兄(弟?)とは何回も会話しているし、電話では駄目だと話すが、マイケルは電話かTVニュースの画面越しに聞くかどちらかだ、と言って選択を迫(せま)る。

(イリノイ州:シカゴ あるホテル)
・サラはマホーンに、自分もジャンキーだった事を告白していた。マホーンは、自分には助けは必要ないといい窓の方を向いて、銃を取り出していた。

(メキシコ:リオ・ジュアレス)
・スクレはサクランボの入ったボウルを手に持ち、2199.jpg家の前に放し飼いにされている鶏(にわとり)に話しかけながら玄関に向かうと、ドアが少し開いている事に気付く。少し表情を引き締めながら、マリークルースと叔母の名前を呼びながら家の中に入るが、家の中には誰もいない。

サクランボの入ったボウルをテーブルに乗せて振り返るとそこには、テイザー銃(遠隔式のスタンガン *1)を手にしたベリックが立っていた。ベリックはマリークルースに手を出されたくなければ、自分と一緒に来いといい、スクレに手錠を見せた。


6.
(イリノイ州:シカゴ タンストール造船所)
・どこかの倉庫内にある事務所の一室に一人で居たリンカーンの携帯電話が鳴った。21910.jpgリンカーンが電話に出ると、相手はレイノルズ大統領だった。レイノルズ大統領はリンカーンにテープを再生するように言うが、リンカーンは少し黙り、242日間死刑囚の房で過ごしたと話す。しかし、レイノルズ大統領はテープをと続けるので、リンカーンは立ち上げてあったノートパソコンに携帯電話を近づけて、録音を再生させた。

内容は、レイノルズ大統領とテレンス・ステッドマンが話しており、テレンスが、レイノルズ大統領に一人家に取り残されている事をぼやいていた。レイノルズ大統領は、今は距離を置くしかない、電話しかしてあげられないが、リンカーンの裁判も始まったし、時機に人はテレンスのことさえ忘れるから我慢して、と返していた。しかし、テレンスはレイノルズ大統領の話を遮(さえぎ)り、キャロライン(レイノルズ大統領)に会えないだけで寂しい、ベッドに一人でいるとき、(キャロラインの)温もりや感触を思い出す…と再生された所で、テープを聞いていたレイノルズ大統領は、青ざめて携帯電話を切った。

(イリノイ州:シカゴ 大統領がスピーチを行うホテルの厨房)
21912.jpg・レイノルズ大統領は、マイケルの方を見てテレンスが死んだ時、苦しまないですぐに死んだか聞いた。マイケルは、自分達の父親が後ろから撃たれて腕の中で死んだときよりは早かったよ、と返すが、レイノルズ大統領はテレンスの話をして、と促す。

マイケルは、テレンスが謝っていたこと、そしてすぐに銃口を引いた事、これらの事すべてはテレンスが決めた事だった、次はあなたの番だと言ってレイノルズ大統領を見つめた。


(イリノイ州:シカゴ 拘置所)
・シーノートは面会室でFBIのウィーラー捜査官と面会していた。ウィーラー捜査官の話を聞いていたシーノートは、できないというが、ウィーラー捜査官はシーノートならできると話す。21913.jpgそれを聞いたシーノートは、こいつを止める事はできないだろ?と少し声を荒げたが、ウィーラー捜査官は、(シーノートが)すべてを話してくれたならできるから信用して欲しいと諭(さと)す。

シーノートは天井を見上げ、息を吐いた後、落ち着かない表情を見せると、ウィーラー捜査官はレコーダーを取り出した。そして、マホーンがシーノートに話したことを教えて欲しい、それと引き換えに元の生活ができる事を約束する、と告げた。


7.
(メキシコ:リオ・ジュアレス)
・ベリックはスクレの後ろ手に手錠をかけ、自分はヘイワイヤーを追い詰めたから金が出たからラッキーだ、まあ、ヘイワイヤーは自分で飛び降りたけど、とスクレを連れて家の外に出ようとしていた。スクレはヘイワイヤーが死んだ事に驚いていたが、自分は死にたくないとつぶやくと、ベリックは刑務所に逆戻りだ、マリークルースにスクレの懸賞金10万ドル(約1,200万円)の一部でもやるよ、と返す。

すると、スクレはベリックの方を向き、500万ドル(約6億円)の事を知りたくないか?突き出さないでくれたら、教えてやると言うと、ベリックはにやつく。そして場所を聞くと、スクレはティーバッグだと話す。

(イリノイ州:シカゴ 大統領がスピーチを行うホテルの厨房)
・レイノルズ大統領は(自分は)ただの駒(こま)でしかない事を説明した上で、マイケルにどうして欲しいか聞いていた。マイケルは、手錠を話して監視なしで釈放してほしい、そしてマイケルとリンカーンが無実であるとスピーチして、今日中に恩赦(おんしゃ)を出す事を要求した。

・レイノルズ大統領は、手続きを無視してはできないというが、マイケルはこれまで何度も裏切られてきた、生放送でスピーチしろとレイノルズ大統領の言い分を受け付けない。

・レイノルズ大統領は、厨房のドアを開け、外で待っていた警備にマイケルを釈放する事を命令した。警備は厨房の中に入るが、キムがレイノルズ大統領に状況を聞くと、レイノルズ大統領は、マイケルとリンカーンに恩赦(おんしゃ)を与えると言う。21915.jpg

キムは気でも狂ったのかと声を抑えながら聞くが、レイノルズ大統領は証拠を握られている、といい反対するキムに自分が司令官である事をつげ、従うよう命令する。

・すると、厨房のドアが開き、マイケルが警備の人間に付き添われて出てきた。そして、レイノルズ大統領がマイケルを以後監視する事を禁止すると命令した後、キム達が見守る中マイケルはキムとにらみ合いながらも一人でホテルの外に出た。


8.
(イリノイ州:シカゴ タンストール造船所)
・リンカーンが事務所で一人待っていると、デレクが入って来る。リンカーンに3枚のチケット、客室1室、片道だといってリンカーンに封筒を渡す。リンカーンは礼を言って、チケットを確認しながら、貸しができたなというと、デレクはこれでイーブンだ、と言ってビールも渡す。

そして、1枚の紙幣を渡し、リンカーンが脱獄した後、1週間以内に捕まらない、と言う方にかけて儲かったからやるよ、と言う。自分の知っているリンカーンならやれると思っていたと。そして、リンカーンに幸運をといい、握手をして部屋を後にする。

(イリノイ州:シカゴ市内)
・マイケルは、サラと約束した時間に待ち合わせした通りでサラを待っていた。しかし、サラの姿がなく、マイケルはどこかへと向かう。

(イリノイ州:シカゴ あるホテル)
・マホーンは銃を手にしてサラの方を向き、こんな事をしたくなかった、と興奮していた。驚くサラが見守る中、マホーンは興奮した状態で銃をテーブルに置き、錠剤を手にしようとすると、サラの携帯電話が鳴り始めた。マホーンはサラに電話に出るように言うが、サラは出ない。マホーンはサラの替わりにサラの電話に出ようとした為、サラは机の上に置かれていたマホーンの銃を手に取り銃口をマホーンの方に向ける。そして、動揺しながらサラは携帯電話を返してもらいホテルの部屋を出た。

・サラが部屋を出た後、マホーンは内ポケットから銃にセットしていたマガジン(弾倉)を確認した後(つまり、サラが奪った銃に弾はセットされていなかった)、携帯電話を取り出す。そして、ホテルのロビーに隠れていたラング捜査官に電話をかけてメッセージを読んだ?と聞くと、ラング捜査官が見ている目の前をサラが通りすぎた。マホーンはラング捜査官にそのままサラを追って、マイケルの居場所をつかめと指示する。

9.
(イリノイ州:シカゴ 大統領がスピーチを行うホテル近くの路上)
21916.jpg・キムは上着の前ボタンを留めながら通りを歩き、止まっていた一台のリムジンの中に入る。中には書類を読んでいる男(キムがメモで指示をうけていた男)がいた。

キムは、レイノルズ大統領がマイケルとリンカーンに恩赦(おんしゃ)を出す事、レイノルズ大統領が命令に背いている事を報告すると、男は車のシートに「SONA」と書かれているファイルを置いた。


21917.jpg(イリノイ州:シカゴ市内)
・マイケルは公衆電話からサラに電話すると、車を止め、運転席に座っていたサラがでた。マイケルはサラに、恩赦(おんしゃ)が出る事、もう少しで公表される事を話すと、サラは喜ぶ。そして、マイケルが今いる場所を聞くと、サラはすぐ行く、といい車のエンジンを発進させる。(ラング捜査官も車の中からサラをうかがっており車を発進させた。)


21918.jpg(イリノイ州:シカゴ タンストール造船所)
・マイケルはリンカーンが待つ事務所に現れ、リンカーンにうまくいった事を話した。リンカーンはマイケルの顔の傷を心配しながら喜び、船の1室を確保した事を話しマイケルにビールを渡す。マイケルはチケットはもう必要ないけどといいつつ、リンカーンと喜びながらビールを開ける。

・マイケルは室内にあったテレビの電源をつけると、ちょうど大統領のスピーチが始まる直前だった。


10.
(イリノイ州:シカゴ 大統領がスピーチを行うホテル)
・レイノルズ大統領は、厨房でその場を言ったり来たりしながら緊張していたが、意を決しスピーチの会場へと歩き出すと、キムが現れ(恩赦は)止めたほうがいい、と話す。レイノルズ大統領はもう決めた事と無視して歩き出そうとしていた。

しかし、キムが背後からレイノルズ大統領に近づき、こちらもレイノルズ大統領の秘密を持っていて、公表ができる、マイケル達とわれわれのどちらが怖いかお解りですね?とささやいた。

21920.jpg・スピーチの会場に着き、レイノルズ大統領はうながされ、歓声に迎えられながらにこやかに壇上に立った。そして、待たせた事を詫びて、自分の故郷であるイリノイ州に感謝し、この場で公表できる事を光栄であると前置きして、ある事を決めたと話す。

(サラは車のラジオでこのニュースを、ケラーマンはどこかのホテルのテレビでこのスピーチを聞いていた)

21921.jpg決めた事と言うのは、自分の為ではなく、合衆国に住む国民の為を思って決めた事です。

自分は悪性のガンに侵(おか)されており、大統領を続ける事はできない、国に支障をきたしてはならないと思い、大統領を辞任する事を決めた、と話した。


21919.jpg(イリノイ州:シカゴ タンストール造船所)
・TVで画面を見ていたリンカーンは、レイノルズ大統領が大統領でなくなれば、あのテープは何の役にも立たない、打つべき手は何もない、と手にしていたビールを壁に向かって投げた。そして、呆然(ぼうぜん)とした表情で見ていたマイケルは、できる事は一つだけだ、永遠に消えようとつぶやいた。


*関連
*1 テイザー銃(遠隔式のスタンガン)はテイザーまたはテイザーガンとも呼ばれ、海外の警察などで銃の代用品として使用されている。日本では銃と同じく所持・売買が違法なので、見かけたら迷わず通報して下さい。

19話のタイトル「Sweet Caroline」について

シーズン2-20話









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