1.
(刑務所内)
・ポープ所長の部屋に、シークレットサービスのケラーマン捜査官、ヘール捜査官がやってきて、マイケルを別の刑務所に移送させることを要求するが、ポープ所長は拒否する。すると、ケーラーマン捜査官が「トレド」と書いたファイルを渡す。そのファイルを見たポープ所長は驚くが、妻は「トレド」事を知っているといいつつ、ファイルを開ける。
・PIの作業中、マイケル、リンカーン、アブルッチ、スークレが集まり、これが脱獄するメンバーだとマイケルが言う。アブルッチはリンカーンを仲間に入れることを反対するが、リンカーンがマイケルの兄だと知り納得する。その後、マイケルがイングリッシュ、フィっツ、パーシーのどれにするか決める為、準備が必要だといい全員の協力が必要だと話分かれる。
・自分の房にマイケルが帰ってくるとポープ所長がおり、マイケルを別の刑務所に移動させる事に決めたという。マイケルは驚きつつもリンカーンが自分の兄である事を明かし、自分で兄と同じこの刑務所に入る事をのぞんだ事から、せめてあと3週間は移動させないで欲しいと言う。しかし、ポープ所長はこれは自分が決めたことではなく、強力な力が働いたことをいい、マイケルの移動を宣言する。
2.
(刑務所内)
・ポープ所長は所長室でトレドと書かれたファイルを開ける。中には青年が頭から血を流して地面に横たわっているモノクロ写真、当時の新聞などがあった。
・礼拝室でマイケルはリンカーンの後ろに座る。リンカーンから移送のことを聞かれ、さらに死刑から脱獄という希望を持たせてその望みを失う事を嘆かれる。マイケルは子供の時、母親が死んで途方にくれた時リンカーンから言われたことを言い返す。


(刑務所外)
・ベロニカ(弁護士)はニック(弁護士)とリンカーンの事件の証拠のビデオテープを見ていた。その時、画像に明らかに加工が加えている可能性を見つけ、画像加工に詳しい人間にテープを見せる事を決める。
3.
(刑務所内)
・食堂でマイケルはアブルッチと話しており、イングリッシュ、フィッツ、パーシーのどれにするか決めなくてはならないので、5時までに鍵をそろえるようにアブルッチに頼む。その後、マイケルはウェストモーランドのテーブルに座り、自分の移送をやめさせる方法があるか聞く。ウェストモーランドが言うには50以上あり、手早い方法はアレルギーや宗教上の理由をあげて、他の刑務所に移動されると困るように申請すればいいと言う。これは裁判が必要なので最低で30日は時間が稼げると。
・看護師ケイティーと話しながら歩いている女医(サラ、Dr.タンクレディ)はケイティーから、マイケルとリンカーンが兄弟だと聞き驚く。
・ポープ所長の部屋にベリック刑務官がやってきて、トイレの読み物だといってマイケルの移送を止める申請書を受け取る。
4.
(刑務所内)
・囚人達は看守達に警護されながら列にならんで、屋外を歩いていたが、アブルッチが別の囚人に対して、あの看守だと合図をおくるとその囚人が看守を突然殴る。囚人は取り押さえられ看守につれていかれるが、その囚人がいた場所には鍵の型がついたものが残っていた。その型をアブルッチはどさくさにまぎれて回収する。
・マイケルはその時、自分のトイレの裏の穴から抜け天井に上れる事を確認して房に帰ってくる。
・アブルッチの房では囚人のフィリーが鍵の型を作っていた。
(刑務所外)
・ニックの知人の画像加工に詳しい友人の下にいたニックとベロニカはこのビデオが加工の跡も見つからないほど、見事にできている、最高レベルのものだ、と説明されていたが音声部分で銃を打った跡の反響音がおかしい、同じ場所でとられた発砲音ではないという。ベロニカは証言してくれるか聞くが、ダビングされたものでなくオリジナルの証拠品が見てから決めたいと返答される。
5.
(刑務所内)

・5時になったので、ポープ所長はそろそろ房に戻るように言うが、マイケルは今模型から手を離すと乾いていない為、すべてが崩れると説明したため、ポープ所長は納得し、部屋の外には秘書も看守もいることから乾くまで部屋にいる事を許可する。そしてマイケルに改めて礼をいいポープ所長は帰宅すべく部屋を出る。
・マイケルはポープ所長が出ていった事を確認して、模型を支えていた手を離し、部屋の外で秘書と看守が話をしている事を確認する。その後、所長室別の扉(通路側から開くようになっていて、内側から開けられない扉)の前でマイケルが待っている。
(刑務所外)

・ポープ所長はマイケルの申請書の審議をする時間を聞かれ、最大2ヶ月程度だと答えると、突然ケラーマン捜査官が「トレド」というファイルに入っていた死体の少年”ウィル・クレイトン”は父親のポープ所長に似ていると言い出す。それを聞いたポープ所長は妻に聞こえないか後ろを気にするが、ケラーマン捜査官は、ポープ所長の浮気でできた子供が自殺するなんて、と言う。ポープ所長は怒りをあらわにするが、ケラーマン捜査官はポープ所長の浮気は妻にばれていても、子供の事は知らないのでは?と脅し、マイケルを移送するように言う。(ポープ所長はその後、フォックス・リバー刑務所に戻り、マイケルの申請書をシュレッダーにかけ、ウィルが10歳の時の写真を見る)
6.
(刑務所内)
・5時前になり、所長室の通路側を掃除道具(?)を押してアブルッチが歩いてきて、4で作った鍵を所長室に差し鍵を開けた。鍵の開く音を聞いたマイケルはノブを回し、扉を開け鍵を抜き、房へ戻る囚人の列に並ぶ。
・女医(サラ、Dr.タンクレディ)はリンカーンが死刑執行に耐えられるか体調管理のチェックに来る。家族の病歴を聞き、マイケルの病歴を聞くと、リンカーンは驚いて女医(サラ)の方を見る。女医は刑務所なんて狭い世界だからうわさが広がるのが早いと言った後、親しかったか聞く。リンカーンは昔は親しかったし、マイケルは家族に捨てられていると。(両親がいなくなり、次は自分だと)
7.
(刑務所内)
・自分の房に戻ってきたマイケルは、檻が閉まるのを待つ。檻がしまった瞬間マイケルはスークレにトイレの後ろの穴から抜けるという。スークレはあわてて理由を聞くが、知らない方がいいといい答えない。
・ポープ所長はその時、礼拝堂におり考え事をしていた。すると神父が話しかけてきた。ポープ所長はウィルと一緒にいてやれば事故を防げたと話すと、神父はあれはただの事故で、ウィルの母親から一切かかわらない事が条件だったし、と話す。ポープ所長は何もしてやれなかった事、自分の幸せの為にと悔やんでいた。
(刑務所外)
・証拠品を保管している事務所に来たニックとベロニカは、リンカーンの事件当日のオリジナルテープを見せて欲しいというが、規則違反である為、受け入れられない。ベロニカとニックが交渉するが、裁判の番号を聞いた事務員が保管部屋に案内し、その証拠品が置いてある部屋だけ水道官が破裂して証拠品がすべて駄目になったと部屋を見せる。


8.
(刑務所内)
・6時になり点呼の時間にになるがマイケルは帰ってこない為、スークレは自分の房の房の中に一人いて息を呑んでいた。(マイケルはその時、屋上に来ていた)べリック刑務官がマイケル達の房について点呼を取るがマイケルがいない為、刑務所内のアラームが一斉に鳴り始め、サーチサイトが照らされ、犬(シェパード)をつれた看守も屋外に一斉に出てくる。
・スークレはべリック刑務官にマイケルの居場所を言えと詰め寄られていたが、所長室の前で秘書と話しながら待っていた看守に所長室にいると無線で連絡が入る。目視で確認したのかと聞かれた為、看守が所長室を開けるとそこには誰もおらず、無線でベリック刑務間に無線が入る。
・マイケルは屋根から、イングリッシュ通り、フィッツ通り、パーシー通りから来るパトカーの到着する秒数を図り、フィッツ通りから1台もパトカーが来ない事に気付く。



9.
(刑務所内)
・ポープ所長はベリック刑務官と歩きながら、所長室の入り口に来て看守や秘書にマイケルが所長室から出なかった事を確認する。所長室に入るとマイケルがおり、秘書も看守も再度マイケルが部屋から出てない事を証言する。ベリック刑務官は何かあると詰め寄るが、ポープ所長はどうせフォックス・リバー刑務所から移る事になる故、マイケルを離せといい、房に連れて行くように言う。それを聞いたマイケルは抵抗するが、看守に連れて行かれる。
(刑務所外)
・ニックと部屋に帰ってきたベロニカは自分の部屋のドアの鍵が開いている事に気付く。ニックを先頭におそるおそる自分の部屋に入ると、ベロニカはダビングしたビデオのテープだけがなくなっている事に気付く。そして、その時のことを思い出し、急に黙り込む。
10.
(刑務所内)
・次の朝になり、マイケルはもう終わりだと思いつつスークレにフィッツ通りを使うようにいい、スークレのベッドの下にボルトを削って作ったネジを置き、枕の上にアヒル(?)の形にした折り紙を置く。
・そして、マイケルは両手首に手錠をしつつ、ベリック刑務官に連れられ運動場にいる囚人(アブルッチ、スークレ、ウェストモーランド、)に見つめられながら、歩いていく。(女医も2Fの医務室の窓からその光景を眺めていた)マイケルは、別の軽作業をしているリンカーンとも目が合いsorryといって立ち去る。
・マイケルは出口まで来て、車に乗せる引渡しをした所で、ポープ所長に呼び止められ、なぜ自分の承認なしで移動しているのか問われ、マイケルのアレルギーを確認する。マイケルは多少戸惑うがアレルギーを認め、移送しないので、元の房に戻るよう支持される。
・ポープ所長はその時、フォックス・リバー刑務所の出口とめていたシークレットサービスのケラーマン捜査官とへール捜査官の乗った車を見つめる。


(刑務所外)
・ポープ所長は自宅に戻り、妻に話があると言う。
・シークレットサービスのケラーマン捜査官は、ある女性に電話をかけ、マイケルの移動が行われなかった事を報告する。すると、女性はマイケルではなくリンカーンに焦点を当てるよう、刑務所内で死ぬのは死刑だけではないと離す。
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