1.
(刑務所内)
・外のベンチでマイケルは、アブルッチ、スークレに脱走のルートをアメリカに例えて説明する。自分達のいる房をNY,医務室のある部屋をカリフォルニア、この2箇所を結ぶパイプを66号線、そしてこれが脱獄ルートだ、と。アブルッチは独房に隔離されているリンカーンはどうする?と聞くと、66号にあるセントルイス(パイプ上に設置されている唯一の部屋)で落ち合うと説明する。PIの作業でその部屋に入り部屋の地面に穴を掘り、医務室のある棟へと向かうと言うが、アブルッチはあの部屋は立ち入りが制限されているエリアで簡単ではないと反論する。
・マイケルはそれなら、入る理由を作ればいいと言っている所へ、T-バッグが何の話だとグループに入ってくるが、全員は話を交わして立ち去る。
・所長室では、7話で殺された刑務官(ボブ)の妻が座っており、ポープ所長は、保険金が2万5千ドル(約290万円)と、いくらかの寄付が寄せられる事を説明するが、妻はだれが夫を殺したのか探してほしい、夫の財布から娘の写真がない事、この仕事をやめて欲しかった事を涙ながらに語られ、ポープ所長は犯人と、写真に関しては必ず探し出す事を約束する。
・その後ベリック刑務官と二人きりになったポープ所長はどんな手を使ってでも犯人を突き止めろ、と命令する。
(刑務所外)
・ベロニカ(弁護士)はニック(弁護士)と共に、ベロニカのアパート前で車のトランクからダンボールに入った裁判の資料を何箱もおろしていると、管理人(?)が近づき、資料を運んでくれると申しでてくれた為管理人の後ろを二人で話しながらベロニカのアパートに向かい歩いていた。ドアの前に来ると、ベロニカは鍵は自分であけるというが、ニックと話しあっていた為、気を利かせてくれてか、管理人は鍵を持っているから開けるといってくれた為、ニックと話し続けていた。しかし、管理人がベロニカのアパートの鍵を開け、部屋のドアを開けるといきなり部屋の中で大爆発が起こる。
2.
(刑務所内)
・マイケルが、穴を掘るといっていた部屋を見つめていると、アブルッチがやってきて、火事にさせろという。アブルッチが言うには数年前別の建物が火事になった時、アスベストなど有害物質が使われていた為、外部の業者が見つけられず、その時は囚人が代行した事、看守はあまり見回りに来なかった事を説明する。
・そこへ、Tバッグがやってきて、アブルッチに自分もPIの作業カードが必要な事をほのめかすが、アブルッチは申請中だと返答する。自分がのけ者にされていると感じているTバッグは自分が、看守(ボブ)殺しの件で自分が捕まるようになら、マイケルの房のトイレの後ろの脱獄用の事もしゃべるとほのめかす。
・リンカーンは面会室でLJの面会を受け、LJが子供の時テーブルを壊したのに、自分はやってないとうそをついていたと告白し、リンカーンにも嘘をついていた事があるなら話してくれと聞かれる。リンカーンは(自分が殺したとされているテレンス・ステッドマン)殺しの件だとわかり、LJに確かに殺すつもりで行ったが、殺してないし、はめられたが、今はベロニカやマスコミが動いてくれる(今日インタビューもあると)話し、LJに信じてくれと話す。


(刑務所外)
・ベロニカのアパート前で、消防隊が死体袋などをいくつか救急車の中に運ばれている所をシークレットサービスのケラーマン捜査官とヘール捜査官が車の中から見つめていた時、女性から電話があり次のステップに移るよう命令され、移動する。
3.
(刑務所内)
・PIの作業でマイケルはリンカーンにここがセントルイス(脱獄用の穴を掘る部屋だ)と話しながら両脇に荷物を持ち、部屋に入っていく。その後ろをアブルッチとスークレも続き、荷物を棚に置いた後、看守が来ないよう外を見張っていたスークレの合図を受け、マイケルはこの部屋だと部屋の中にあったドアを開けると、そこは看守達の休憩室で看守が3人いた。
・別の倉庫に集まり、マイケル達は倉庫室から看守達の休憩室に変わってしまった、あの部屋以外にパイプにつながっている部屋がないがどうしようもない、と話していると、看守の部屋のほうを見つめていたリンカーンがウェストモーランドが看守の休憩室から出てくる事に気づく。ウェストモーランドは30年以上模範囚であるため、看守に信用されていることから、看守部屋に出入り出来ることを知り、マイケルはウェストモーランドを仲間に入れることを決める。


4.
(刑務所内)
・マイケルは、暴動の際にいなくなってしまった猫(マリリン)は見つかった?と聞きながら一人でベンチに座っているウェストモーランドに近付く。別の猫を飼えばというが、ウェストモーランドは別の猫は要らないし、許可されない、と返す。すると、マイケルは刑務所の外でなら?と提案するが、ウェストモーランドは自分はD.B.クーパーではないとマイケルを相手にしない。しかし、マイケルはウェストモーランドが車を盗み、人をひき殺した事で60年の判決を受けている事、そしてウェストモーランドが自宅から10州も離れメキシコまで10マイルの場所でその事件を起こしている事、事件の2日前、オレゴン州のポートランドのホテルから妻に電話していた事、D.B.クーパーの事件の7時間後、ユタ州のブリガムシティの病院にウェストモーランドがひざの治療を受けた記録があること、そしてオレゴン州→ユタ州への距離を7時間で移動するには車でそうとう飛ばすか、飛行機を使うしかないという。しかも、D.B.クーパーは離陸から1時間後に150万ドルの現金を持ち、パラシュートで飛び降りていて着地にはかなりの無理をしたはずであること、ウェストモーランドが当時所有していた車がアリゾナ州付近で故障した状態で発見されている事、ウェストモーランドはその付近で車を盗んでいる、とマイケルは話すが、当のウエストモーランドはその当日フォルサム刑務所に飲酒運転で収監されていた、と話し立ち去る。
5.
(刑務所外)
・弁護士ベロニカは目の前で事故を目撃した後、かすり傷を追ったままニックと二人で車で逃げていた。ベロニカは興奮していたが、ニックは自分達が死ぬまで追われる可能性がある事から、このまま死んだことにしておこうとベロニカをなだめる。
(刑務所内)
・房の中でスークレは苛立ちながら、看守の休憩室に入る方法を考えマイケルに火事を起こす方法を提案するが、マイケルはそれにはウェストモーランドの協力が要ると答える。スークレはウェストモーランドの欲しいものを渡す事を提案したことから、マイケルは房のトイレの後ろから抜け出し、猫のマリリンを見つける。
・次の日、マイケルはウェストモーランドに猫(マリリン)を渡し、引き換えに看守の作業部屋に入り放火の手伝いをして欲しいと頼むが、ウェストモーランドは猫の事は感謝するが、できないといい立ち去る。


6.
(刑務所内)
・マイケルは医務室に入り、女医(サラ、Dr.タンクレディ)と話す。助けてくれた事は感謝されるが、逆に女医にPIの作業で屋根裏には上っていない事を聞かれ、治療は終了したね、と医務室を立ち去る。
・リンカーンは面会室で女性の記者に会い、インタビューを受ける。女性に今リンカーンをサポートしてくれる人間を聞かれ、ベロニカ、ニックの名前を答える。女性は名前を書き取った後、リンカーンがこのまま何もしなければ、LJは無事である、どちらかのバローズが死ぬことはないという。リンカーンは女性は記者ではなく自分を脅しに来た人物だと解る。
(刑務所外)
・LJは自宅に一人でいた時、裁判所の人間で家庭環境をチェックしにきた、という男(シークレットサービスのへール捜査官)の訪問を受ける。そこへ、母親と義理の父親が帰宅する声が聞こえると、へール捜査官はサイレンサー付の銃を取り出し、銃口をLJに向ける。そこれ、母親(リサ)が現れたことから母親とLJは別方向に逃げるが母親がキッチンで電話をかけている後ろには銃口を母親に向けたへール捜査官が立っていた。
・LJは家の外に出たとたん、同じくシークレットサービスのケラーマン捜査官に声をかけられる。LJは手に携帯電話を握っており、ケラーマン捜査官に911(警察)を押す前に銃口を引けると脅されていた。そのとき、後ろから義理の父親が現れ、ケラーマン捜査官を殴った後、LJに逃げろと話す。ケラーマン捜査官がLJの義理の父ともみ合い、銃で撃った後、LJの方を向くとLJはすでに消えていた。そして、LJは家の中で母親が血まみれになって倒れている姿を発見し、声を出さないよう逃げ出す。
・LJは外に逃げていたが、ケラーマン捜査官はLJの家に入りLJの携帯に電話をかけ話しながら、LJの指紋をとり銃にLJの指紋をつけるなどLJがやったように工作をしていた。
7.
(刑務所内)
・ウェストモーランドの房にべリック刑務官がやってきて、看守(ボブ)を18歳から知っていて自分が誘ってフォックス・リバー刑務所に来た事を話し、看守(ボブ)殺した囚人の名前を教えて欲しいと話す。ウェストモーランドは刑務所に長くいる人間だからこそ、言えば自分が終わりになる事から言えない、と返答するとべリックは自分達の長い付き合いはこれで終わりになるとつげ、猫のマリリンをさわり立ち去る。
・女医(サラ、Dr.タンクレディ)がマイケルのファイルを眺めていると、そこに看護師のケイティーが入ってきて、マイケルのファイルを見てストーカーなの?、と笑いながら話しかけられる。女医はマイケルには学歴もあるし、裕福で銀行を襲うようなタイプには見えないから解らないと話す。
8.
(刑務所内)
・次の日リンカーンはポープ署長からLJが母親と義理の父親を銃で殺して逃走中であること、銃からLJの指紋が見つかった事を聞き驚き、LJと連絡がとりたいというが、出来ないと断られる。
・一方、ウェストモーランドの房の前に囚人があつまり、首を振りながら話しあっている所にウェストモーランドがシャワー(?)から帰ってくると、ベッドの上で硬直して死んでいる猫(マリリン)を発見する。ウェストモーランドは猫(マリリン)を抱きかかえながら、別の囚人の房で看守殺しの証拠がでないかと調べているべリック刑務官の方をにらむ。
・自分が犯人だと挙げられるのは時間の問題だと思っているTバッグは囚人(クリストファー)の房に行き、ドラッグで収監されているクリストファーに自分の代わりに看守(ボブ)殺しの犯人だと名乗りでて欲しいというが、クリストファーは出来ないと行った為、Tバッグはその場を立ち去る。
9.
(刑務所内)
・看守部屋に看守がいなくなった部屋に入ったウェストモーランドは、べリっク刑務官のロッカーをあけ、タバコを取りだす。
・PIの作業で外にいたリンカーンはマイケルにLJの事が心配で今すぐに脱獄したいと話した後、正面突破をして脱獄しようとする。しかし、走り出す一歩手前でマイケルに止められもみ合っているうちに看守部屋から煙が上がる。マイケルはウェストモーランドに礼を言うが、ウェストモーランドはマイケルの為にやった訳ではないといい立ち去る。


・看守部屋はかなり燃え、タバコが出火原因であると消防隊員がポープ所長とべリック刑務官に話している時に、Tバッグのセルメイトのセスが看守に連れられ入ってきて、看守(ボブ)殺しの犯人を知っていると告げる。
・べリック刑務官は囚人達の房に入ってきて、ベッドのマットを上げ、看守(ボブ)の娘の写真を発見する。それを囚人のクリストファーに突きつけ、クリストファーは看守達にはめられた、といいいながら連れられていく。
(刑務所外)
・ニックとベロニカは、ニックの父親が潜伏していた山小屋にやってくる。
10.
(刑務所内)
・PIの作業でマイケル、リンカーン、スークレ、アブルッチが並んでつれられていくのを見たTバッグは、看守に脱獄の事をしゃべるとにおわせながら話しかけてきたことから、TバッグもPIに入ることになる。
・看守の休憩室に連れて来られて来たPIの人間は看守に火事の後をきれいにして、全部直して使えるようにしろ、と命令されるが、アブルッチはアスベストがあると反論するが、べリック刑務官に相手にされず、なんとかしろといい立ち去られる。
・看守達がいなくなった後、スークレが見張りにたち、部屋の中心にある排気に穴を開けろと全員にハンマーを渡す。


(刑務所外)
・一人逃げているLJは建物の軒下に入り、ケラーマン捜査官と話している時に携帯電話でとった写真を眺めていた。
・シークレットサービスのケラーマン捜査官とへール捜査官は女性の前に立ち、ベロニカのアパートであったガス爆発で死者があった新聞記事を読み、LJも捕まえた事を報告する。女性は満足していると、ドアをノックする声が聞こえ、女性に向かい「副大統領」と声をかける。女性はケラーマン捜査官とへール捜査官にあなた達はこの国の為にやっているのよ、といいプレス席の壇上に向かう。
9話へ
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