1.
(刑務所内)
・マイケルがシャワーを浴びていると、突然「助けてくれ」という声が聞こえる。声の方向を見ると、T-バッグと同じ房になったセスだった。マイケルが黙っていると、続けて「プリーズ」と言う。そこへ、Tバッグが現れた為、セスはマイケルから離れる。Tバッグはマイケルにセスと自分の事にマイケルは関係ないはずだ?と確認すると、マイケルは自分の問題ではないといいその場を立ち去る。
・マイケルはTバッグから離れたが、セスは再度マイケルの後ろに現れ「助けてくれ」というが、マイケルは無言で立ち去る。


・その頃、ポープ所長の部屋でリンカーンはLJの事で、刑務所外にでて捜させてくれ、と訴えるができないといわれる。
2.
(刑務所内)
・その後、PIとして看守部屋に脱獄用の穴を掘っていたマイケル、アブルッチ、スークレ、Tバッグは、穴を掘っているがいいが掘ったかけらを何とか始末しなければならないと、話し外の出ている時間に別々にかけらを落とす事を決め実行する。
(その後、そのかけらをC-ノートが見つめ、確認する)
・すると、刑務所内にバスが着き、マイケルとTバッグが見つめる中、新しい囚人を乗せたバスがやって来た。
・マイケルは自分たちの房に戻ってくる途中にスークレと、新しい囚人が入ってきたから、(マイケルは)もうフィッシュじゃないな、と軽口をたたきながら帰ってきた。その時、マイケルや別の囚人達の目の前でセスが自殺をした。
3.
(刑務所内)
・マイケルは礼拝堂でリンカーンの後ろに座り、セスの事を助けれたはずだと悔やむ。リンカーンはマイケルがどうにかできた問題ではないと慰めるが、マイケルは面倒に巻き込まれずに楽な方に流してしまったと言う。
(刑務所外)
・LJは端の下ではだしのまま眠っていた。
・ベロニカ(弁護士)はニック(弁護士)の父親が隠れていた別荘の台所で、コーヒーを捜している途中で銃を見つけ驚く。そこへニックが入ってきて、父親の銃であるというが、ベロニカはニックを疑うまなざしで見つめたため、ニックは自分も狙われていてこれ以上自分を疑うなら出て行ってもかまわない、と言う。
4.
(刑務所内)
・屋外でマイケルが看守部屋のかけらを落としているのを見つめていた、Cノートになれなれしく、新しく刑務所に入ってきた囚人のトゥウィーナーが話しかける。だが、Cノートは相手にせず立ち去り、他の黒人にも白人は失せろと言われる。それを遠くから眺めていたTバッグは近くにいた囚人と眺めていた。
・アブルッチも屋外でかけらを落としていると、突然ベリック刑務官に声をかけられる。そばによると毎月べリック刑務官に支払われていた金が入っていないと言われる。それを聞いたアブルッチは驚くが、べリック刑務官に入金されなければ、アブルッチが仕切っているPIの権利などを剥奪すると言われる。その後、アブルッチは公衆電話からマフィアのファルゾーニに電話するが、秘書に電話を切られてしまう。


(刑務所外)
・ニックの父親の隠れ家でベロニカはニックに謝る。そして、ニックからリンカーンが殺したとされている副大統領の兄テレンス・ステッドマンの妻のレズリー・ステッドマンに会いに行ってみようと提案される。
5.
(刑務所内)
・アブルッチは面会室で弁護士?に会い、自分の持っている会社がファルゾーニの命令で破産し、残っているのはアブルッチの妻名義の3万ドルの口座だけだという。アブルッチはその口座には手をつけず、妻にも言うなといい別れる。アブルッチが面会室から出ようとすると、囚人のフィリーとすれ違う。そして、アブルッチが檻の向こうから見守る中、面会室でファルゾーニとフィリーが面会していた。
・マイケルの治療費の事で保険会社に電話をしていた女医(サラ、Dr.タンクレディ)は、偶然マイケルが精神治療をしていた事を知る。
・アブルッチはフィリーに近づき、自分がボスだと言うが、フィリーはアブルッチはボスではなくなった、自分がボスだと言われる。逆上したアブルッチはフィリーに殴りかかろうとするが、今まで周りにいた囚人たちに押さえつけれる。
・トゥウィーナーは、房に戻る途中、軽口をたたいたせいで白人の囚人に殴られたが、そこをTバッグに助けられる。
・リンカーンは看守が食事を持ってきた際、看守の手をつかみ、規則違反だが、LJに電話をさせて欲しいと頼む。
(刑務所外)
・LJはその時、街中を裸足で歩きながら立ち止まり、携帯のカメラでとったケラーマン捜査官の画像を眺めていた。そこへ、フォックス・リバー刑務所とディスプレイに表示された為、LJは夢中で電話を取る。リンカーンがLJにかけた電話で、LJは必死で自分は殺してない、母親が自分の目の前で殺された、と言う。動揺するLJの声を聞いたリンカーンは解っていると落ち着かせ、ベロニカに電話しろというが、LJはベロニカがつながらないと言うため、リンカーンはニックに電話しろと言う。大丈夫だとリンカーンが言うが、LJの視線の先に車が止まり、LJはやつらが来たといい、走り出す。(それを聞いたリンカーンはLJの名前を必死で呼ぶ)
6.
(刑務所外)
・LJは駐車場に逃げ、車の下にもぐりこむ。ケラーマン捜査官とヘール捜査官は二人で銃を持ち、車の下を覗き込むがLJは消えていた。
・ニックとベロニカは、テレンス・ステッドマンの妻が利用するようなレストランに来る。別のテーブルの上にあった携帯をベロニカに咎められながらニックは盗みつつ、一人でテーブルに座っていたテレンス・ステッドマンの妻、レズリーに犯罪被害者の会の人間だと偽名で自分たちの紹介し強引に同席する。そして、リンカーン・バローズの件だと紹介すると、レズリーはこのレストランにいる人間全員にテレンス・ステッドマンを殺す動機があるという。ベロニカが真意を問うと、半分以上が株主であることからテレンス・ステッドマンが起訴される事になる前に死んでよかったと思っていると。つまり、犯人がリンカーン・バローズと知らないならこのレストランの中にいる客の中の誰かだと思ったと。


(刑務所内)
・トゥウィーナーは白人に小突かれながら歩き、ベンチに座る。その横にTバッグが座り、白人、黒人の両方から嫌われてといいながら、トゥウィーナーの太ももを触る。すると、トゥウィーナーは、ホモは嫌いだと言い放つが、その一言でTバッグはトゥウィーナーをものにしてやるという。
・房に戻る途中でも、Tバッグはトゥウィーナーに挑発し続ける。それを見たマイケルが、Tバッグに手出しをしないように提案するが、Tバッグはマイケルに関係のない事だよな、と確認する。
7.
(刑務所外)
・マイケルがかかっていた精神科医の元を訪れた女医(サラ、Dr.タンクレディ)は彼を助けたいといい、話を聞く。そしてマイケルが、周囲で苦しんでいる人を見ると、同調して自分の事のように苦しんでしまう為、自分より他人の幸せを考えるようになった、と。


(刑務所内)
・就寝時間、Tバッグはトゥウィーナーに向かい、歌を歌い挑発している。トゥウィーナーはそれを聞いて自分の房で泣きながら眠れずにいた。マイケルはトゥウィーナーの方を自分の房から見つめていた。
8.
(刑務所外)
・ベロニカとニックはニックの父親の山荘に戻ってきた。ニックはベロニカに向かい事務所の留守番電話を確認すると、LJから伝言があったと伝える。
・ベロニカがLJの携帯に電話する。LJはベロニカに助けを求めるが、その時、LJの視線の先に黒い車が止まりLJは彼らが来たといい動揺する。(車の中にケラーマン捜査官とへール捜査官がおり、LJのとベロニカの携帯を盗聴していた)ベロニカはLJにレイク・マーサという小さな町にいるからバスのチケットを買ってこっちにきて、といい電話を切る。
・ベロニカが生きていた事を知ったケラーマン捜査官達はベロニカ達も一緒に捕まえることにして、その場はLJを見逃す事にして車を移動する。
(刑務所内)
・アブルッチは房の中で電球を割り、フィリーの左目に割れた電球を当てる。(フィリーの悲鳴が房に響く)


9.
(刑務所外)
・バスのチケット売り場でチケットを買ったLJは、待合室で寝ていた男性の持っていた荷物からはみ出していた、靴を抜き取りその場を後にする。
(刑務所内)
・マイケルは、看守部屋のかけらを外で捨てていると、女医(サラ、Dr.タンクレディ)が話しかけてきた。何かあれば話相手になると。自分が医者になったのは人を助けたいと思ったこと、そして今までチャリティや地域活動をしてきたマイケルと同じだと。マイケルは今は違うと否定すると、女医は解った、といい立ち去る。
10.
(刑務所外)
・霧の中1台のバスがレイク・マーサに着く。車の中でLJがこのバスにいると確認した(携帯の電源で位置を確認?)ケラーマン捜査官とへール捜査官は銃を持ちながら身分証を見せつつシークレットサービスである事を乗客に告げながらLJを捜す。そして、最後尾のトイレのドアを開けるとLJの携帯だけがあった。ディスプレイを見て、LJが自分の画像を取っていた事を知ったケラーマン捜査官は笑う。
・晴れた別の場所ニュー・グラーラスにも1台のバスが着き、その中からLJが降りてくる。バスが去った後、あたりを見回したLJは待っていたベロニカとニックに近付き、LJはベロニカとハグをする。
(ベロニカは でLJとの電話を切った後、メールで「追跡されているから、携帯を捨てて、ニューグラーラスにくるよう」伝えていた)
(刑務所内)
・自分の房内で落ち着かない様子でいたリンカーンは、看守から弁護士からの資料を預かったと資料を受け取る。急いで中を開け資料を出したリンカーンは何ページかめくり、一枚付箋が貼っており、手書きのメモが書かれていた書類の右端部分を縦に読み、「ベロニカと一緒にいるから大丈夫、愛している」というメッセージを受け取り安堵する。
・PIの作業でマイケル、Tバッグ、スークレ、リンカーン、アブルッチは看守の部屋に入る。マイケルは鉄パイプ(レンチ?)を手に取り、ドアが閉まると同時にいきなりTバッグのひざ下を強打する。Tバッグは看守に言うと大声をだすが、マイケルは脱獄したいはずなのに、看守に言えるはずがないと、Tバッグにささやく。そして、Tバッグも看守に何でもないとごまかしその場をやり過ごす。
・マイケルは看守がいなくなった後、Tバッグに脱獄を仕切るのは自分であり、自分に従ってもらう。そして最初にトゥウィーナーに手を出すな、といい了承させる。
・そこへ、べリック刑務官がやってきてアブルッチを呼び出し、口座に入金されていない事をいい立ち去る。
・Tバッグは、マイケルとスークレが見守る中、外でトゥウィーナーに挑発されるが、Tバッグはトゥウィーナーをやり過ごす。
・マイケル、スークレ、そして金網の向こうからリンカーンはその光景を見ていてにやついていたが、べリック刑務官につれられ、左目に包帯をしたフィリーを先頭に看守部屋に作業に向かう囚人達が歩いて来た。アブルッチはべリック刑務官にそれはPIの仕事だというが、今は違うといわれマイケル達は窮地に陥る。
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