(03/24)
1.(刑務所内）
メンテナンス・ルームでのマイケル、スークレ、ウェストモーランド、C-ノート、T-バッグ。
・T-バッグがマイケルを脅すが、刑務官に見つかり作業をしていた場に戻るしかなく、結局房に戻る。リンカーンも上からこじ開けようとするが、甲斐なく、椅子に手錠をかけられてしまう。
2.
（刑務所外）
・朝になりポープ所長がTVのインタビューを受け、アナウンサーがリンカーン・バローズはイリノイ州で13人目の死刑囚になるというTV画面を見つめるLJ。
・ニック（弁護士）とベロニカ（弁護士）も、再度ケスラー判事に時間をくれるよう頼む。
（刑務所内）
・マイケルは女医（サラ、Dr.タンクレディ）に無実の兄を死刑にする事は「殺人」になるから、知事に頼んで欲しいと頼む。しかし、サラの父であるイリノイ州知事は、昔からサラのする事や信じている事を嫌っている為、それは逆効果になると告げる。
3.（刑務所内）
・ウエストモーランドと話しているマイケルは、10年前に死刑を宣告された男が、3週間執行を遅らされた事があると聞く。つまり、電気椅子に何らからのトラブルがあれば書類等が必要になり、あらゆる機関の承認が必要となる為、執行が遅れると気付き、ねずみを捕まえる。
・女医サラはリンカーンと話をしており、その時リンカーンから自分がいなくなったらマイケルの事を頼むといわれる。
・トゥウィーナーは、ベリク刑務官にマイケルが電気椅子にトラブルがあれば刑の執行が遅れると、言っていたと報告。ベリク刑務長は電気椅子のチェックをさせ、ブレーカーにねずみが挟まっていることに気付く。
4.
（刑務所外）
・ニックとベロニカは、ケスラー判事の法廷で、副大統領の弁護士と弁護をする。ベロニカがシークレットサービスのヘール捜査官がケラーマン捜査官に自分の目の前で殺された話をするが、相手の弁護士に血痕も証拠も出ない上、そんな捜査官は存在していない、という証拠を出されてしまう。
（刑務所内）
・ブレーカーの修理の人間が来て、書類に記入するというが、べリック刑務官がそれを握りつぶし、トラブルはなかった事にされる。
5.
（刑務所外）
・LJが父に会いに行くといい、ニックとベロニカに止められた後に、部屋にケスラー判事から電話がかかり駄目だった事を知る。絶望感が漂う中、ノックをする音が聞こえた。ドアをあけると、女医（サラ・Dr.タンクレディ）が立っていた。
（刑務所内）
・執行は遅れるはずと思っていたので、驚くマイケルをベリク刑務長がリンカーンとの最終面会だと呼びに来る。
6.
（刑務所外）
・女医（サラ）は父であるイリノイ知事に必死に説明をするが、父は取り合ってくれず、リンカーンの書類を置いて、フォックス・リバー刑務所に帰る。
（刑務所内）
・マイケルとリンカーンがいる最終面会室に弁護士ベロニカが来る。マイケルはベロニカから、女医（サラ・Dr.タンクレディ）が父であるイリノイ州知事に話してくれる、という話を聞く。
・リンカーンはLJと電話で最後の話しをし、その時LJから「昨日、夢を見たんだ。二人でさ、家の中で釘なんか打ってて、二人とも今よりずっと年をとってたんだ。何か、すげー鮮明な夢で起きて思ったんだ、今日で終わりじゃないって思うんだよ。父さん、愛しているよ。」と言われ涙するリンカーン。
7.
（刑務所内）
・電気椅子がある部屋へ歩くリンカーン。そこへ、イリノイ州知事からポープ刑務所長に電話が来るが、「調べなおしてみたが、残念だ。」という連絡だけであった。（知事が電話していた後ろには、副大統領本人がいた。）
・ベロニカとマイケルはそれぞれ、リンカーンと最後のハグをする。
・リンカーンはこれまでの事を思い出し、心の中で最後の祈りをしつつ、電気椅子の前に立つ。
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