Top シーズン1>ストーリー 14-22話15話「計画変更:By the Skin and the Teeth」
2006年06月17日

botan04.gif15話「計画変更:By the Skin and the Teeth」

脚本:ニック・サントラ 監督:フレッド・ガーバー

死刑執行時間 AM12:00 

1.
(刑務所内)
PM11:58
リンカーンは電気椅子に座らされ、手首、足首に皮のベルトを締められ、頭には水に浸した黄色のスポンジ、その上に固定用の器具を装置し、ピンで固定される。座った先から見えるガラスの向こうの見学室から、マイケルベロニカ(弁護士)が涙ぐみながらリンカーンを見つめている。その時、リンカーンはマイケルに「後ろ、後ろの男」とつぶやくが、マイケルには聞こえない。
リンカーンは黒い目隠しをされ、とうとう死刑執行に入る。
・看守がスイッチを押そうとした、その時、部屋の電話が鳴り、見学室のガラス戸に黒いカーテンが降りる。マイケルには何が起きたのか、解らない。
プリズンブレイク プリズンブレイク

2.
(刑務所内)
・マイケルとベロニカが面会室にいるとポープ所長が入ってきて、その後、リンカーンも入ってくる。ポープ刑務所長は理由はわからないが、ケスラー判事から電話が入り、刑の執行が延期されたと告げる。
・ベロニカは急いで、ケスラー判事に事情を聞くべく部屋を出る。リンカーンは、マイケルに「見たか?あの男を」と聞くがマイケルには何の事かわからない。リンカーンは、「(俺たちの)父親だ」と告げる。

3.
(刑務所内)
・リンカーンは、絶対に父親だと言い張るが、マイケルは見学室にいたのは、自分達以外はリポーターだし、父親なら見れば解るし、戻るにしてもこんな時に限って戻る訳がない、と否定する。
(刑務所の外)
・ケスラー判事の部屋で、ベロニカ、副大統領の弁護士と共に話を聞くと、PM11時頃まで、仕事をして帰ろうとすると、ドアの下から部屋に黄色の封筒が入れられていたという。封筒の中は、リンカーンが殺したとされている、副大統領の兄(テレンス・ステッドマン)が12歳の時に行った盲腸切除のカルテと、その跡がないと記入されている、検死報告書だった。しかし、12歳の時のカルテは古いものの為、当時の病院の公式記録がなく、本物かどうか疑わしく死刑反対派の、いたずらの可能性もある。
・そこで、ケスラー判事はリンカーンの執行を2週間遅らせ、その間にテレンス・ステッドマンの死体を掘り起こす決定をする。

プリズン・ブレイク4.
(刑務所内)
・リンカーンは、ポープ刑務所長と話している時に、見学室にいた男の事を聞く。確かにリポーター(女2人、男1人)がいたが、男の名前は「ウイリアム・プラ−ル」でリンカーンには覚えのない人物だった。
・マイケルは、タトゥーを確認し、全員に医務室への道はリスキーだが、別ルート「精神科病棟」を経由して医務室へ行くと言う。だが、精神科病棟までは、刑務所全体の監視をする監視塔3つから丸見えの穴を抜け出さなくてはならない為、その間に発見され塔から撃たれる可能性があるので、全員から反対される。

5.
(刑務所外)
副大統領がプレスに向かい、兄の死体を掘りこす事への不満を表明する中、死体が掘り起こされる。
(刑務所内)
プリズンブレイク・マイケルはスークレに向かい、今夜精神科への病棟へ下見に行くと告げる。心配したスークレは、看守と囚人両方の洗濯係でもある「アル(スークレのいとこ)」に、看守の制服を強引に借りる。
・自分の房でうたたねしていた、リンカーンは子供の頃、父親と二人で言ったMLB(野球)の試合に行き、「11番の選手をよくみていろ」と言われた思い出を夢で見る。
C-ノートが落としたイラクの葉書を拾ったウェストモーランドは、C-ノートが家族にはイラクにいると偽り、刑務所にいる事を伝えてない事を知る。「脱獄した後、一番に連絡が行くのは家族の所なのに、それでも家族の所へ行くのか?」と聞き、C−ノートはむっとするが、「俺もそうだ。解ってても行くんだ。」と言い二人で笑い合う。

6.
(刑務所内)
・リンカーンは、診察に来た女医(サラ、Dr.タンクレディ)に、幻覚を見るケースがあるのか聞くと、特殊なケース(執行を直前で中断)だから、PTSDもありうると言われ、幻覚だったのかと納得する。
・しかし、その後眠りに落ちたリンカーンは、子供の頃の夢の続きを見る。「11番の選手をよく見ていろ」と言われ、リンカーンが選手の背番号を探すと、11番の選手のユニフォームには「PRALL(プラール)」と名前が入っていた。(見学室にいた男のリポーターと同じ苗字)
・マイケルは、精神科の地下は古いもので、その後も手直しが入っており、かなり複雑な構造になっているが、点呼までには戻ってくる、と房の裏から抜ける。途中で看守の制服に着替えた為、監視塔や精神科のチェックにあっても無事精神科の地下へたどり着く。
プリズンブレイク プリズンブレイク

7.
(刑務所外)
ニック(弁護士)とベロニカが見守る中(副大統領の弁護士も在籍)、死体検視官は歯型が完全に一致するとつげ、この先専門家に胴体を詳しく検査させてもいいが、結果は同じだろうと、告げられる。
(刑務所内)
・マイケルは複雑な地下の精神科病棟から、無事戻る際、仕事をサボっていた看守に出くわし必死で隠れ見つからなかったが、その時、背中の一部分を熱いパイプに押し付けなければならず、制服が溶けを血がにじみ出す程ひどいやけどを追っていた。マイケルは、あまりにもひどいのでいやがるスークレに、看守の制服を脱がせてもらうが、制服を脱がす際に絶叫し、房の中でマイケルは気絶してしまう。
プリズンブレイク プリズンブレイク

プリズンブレイク8.
(刑務所内)
・マイケルが、目を覚ますと手当てを受けて、医務室にいた。女医(サラ、Dr.タンクレディ)に誰にやられたのか、尋ねられるが答える事が出来ない。
同じくスークレも、所長室でポープ所長や、ベリック刑務官に聞かれるが、スークレがやった事ではないと納得してもらう。(洗濯係のいとこも看守の制服はアイロンで焦がした事にして難を逃れる)
・リンカーンは、死体の結果を報告に来た弁護士ベロニカに、見学室にいたのはやはり父親だ、あの選手の名前とフルネームで全く同じだった事を思い出したと告げるが、相手にされない。

(刑務所外)
プリズンブレイク・シークレットサービスは、ケスラー検事に封筒を持って来た男を調べるべく、その日の防犯カメラをチェックしている。帽子をかぶっていたり、防犯カメラのに映らないしぐさをするなど、かなりのプロだとわかるが、ドア前のガラス戸に反射したものから、ビデオを見ていた中の一人、サマンサが「知っている男」とつぶやく。

プリズンブレイク9.
(刑務所内)
・女医(サラ、Dr.タンクレディー)は看護師ケイティーに向かって、マイケルの皮膚に付着していたものが、看守の制服の生地であると説明する。
(マイケルは看守にやられたのではないかと。)

・自分の房に戻ったマイケルは、包帯をはずし、背中を鏡越しに確認すると複雑な精神科病棟の地下の通路地図(ハガキ1枚分程度の大きさ)が消えている事に気付き、呆然とする。

17話

(16は過去の話だけになるので、*ネタバレ*16話に入れております。)








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